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大谷翔平が「いつか燃え尽きてしまうと…」 懸念の声に同僚が“異論”「この男は違う」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、二刀流としてチームの2年連続世界一に貢献。ナ・リーグMVPに選出された。投打両面でのエリート級の働きに、チームメートの救援右腕エバン・フィリップス投手が脱帽している。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

同僚フィリップスが米衛星ラジオ局に登場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、二刀流としてチームの2年連続世界一に貢献。ナ・リーグMVPに選出された。投打両面でのエリート級の働きに、チームメートの救援右腕エバン・フィリップス投手が脱帽している。

 米衛星ラジオ局「シリウスXM」に登場したフィリップスは、二刀流として活躍を見せた大谷のパフォーマンスに言及。ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦では、前日に延長18回の死闘を演じながらも、先発マウンドに立ち93球を熱投。タフな姿を「エリートレベル」だと絶賛しながら振り返っている。

「シーズン終盤のポストシーズンで、第3戦は18イニングに及び、第4戦はショウヘイが先発したんだ。彼のスーパーヒーローパワーがさらに発揮された。でも、人間的な一面も垣間見えたんだ。テレビで見ていても分かると思うけど、疲れが見えたり、マウンドと打席を急いで行ったり来たりして、かなりの労働力だよ。ただただ、本当にすごいんだ。彼がその両方を、あんなエリートレベルでこなせるなんて、本当に信じられない」

 昨季は右ひじ手術後のリハビリのため打者に専念。それでも前人未踏のシーズン50本塁打&50盗塁(50-50)を達成し、MVPにも輝いて歴史にその名を刻んだ。迎えた今季、6月には投手復帰を果たし、14試合で1勝1敗、防御率2.87。WSでも存在感を見せつけ、2年連続世界一に貢献。3年連続4度目の満票でのMVP受賞となった。

 フィリップスは「彼はまさに俺たちの先発ローテーションの頂点にいる。先発ローテーションは素晴らしいと思うが、彼は他の29チームでもナンバーワンだ」と断言。「だからこそ、彼が外へ出てバッティング練習をすると、皆が『おお!』とか『わあ!』と感嘆する」と続け、目を丸くしながら二刀流の活躍を称えた。

「彼がその両方を両立させているのを見るのは、本当に素晴らしいことだ。野球に対する深い情熱があるからこそ、追求し続けることができるのだと思う。これだけのエリートなレベルで二刀流をこなす選手は、いつか燃え尽きてしまうと思うだろうけど、この男は違う。彼は野球が大好きで、投げることも打つことも大好きで、チームメートであることも大好きで、そして勝つことも大好きだ」

 31歳のフィリップスは今季、右ローテーターカフの痛みにより故障者リスト(IL)入りして開幕を迎えた。4月19日(同20日)に昇格し、7試合に登板、防御率0.00、1セーブを記録していたが、5月7日(同8日)に再びIL入り。6月中にはトミー・ジョン手術を受けシーズンを終えた。自身のインスタグラムでは先日、キャッチボールを再開する姿を公開している。

(THE ANSWER編集部)



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