大谷翔平に残された“課題” MVP満票×4でも米識者「簡単だとは…」 規格外ゆえ高まる期待
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、2025年シーズンのナ・リーグMVPに選出された。3年連続4度目の満票での受賞。ロサンゼルス地元識者は、「残されたことは一つだけ」と“課題”を挙げている。

3年連続4度目のMVP受賞
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、2025年シーズンのナ・リーグMVPに選出された。3年連続4度目の満票での受賞。ロサンゼルス地元識者は、「残されたことは一つだけ」と“課題”を挙げている。
米カリフォルニア州地元ラジオ局「ESPN LA」の番組「デマルコ&トラビス」では、大谷のMVP受賞が話題となった。ホストのトラビス・ロジャース氏は「これはドジャース野球の黄金時代であり、そして史上最高の野球選手としての地位をすでに確立した選手の黄金時代でもある。彼は史上最高のスラッガーではないかもしれないが、それに近い。史上最高の投手ではないかもしれないが、リーグ屈指の投手の一人だ。こんな選手は見たことがない」と大谷を絶賛した。
そのうえで「彼に残されたことは一つだけだ。サイ・ヤング賞を受賞することだ」と指摘。「簡単だとは言わない。明確な道筋があるわけでもない。しかし、もし2026年11月13日に、オオタニの防御率が2点台以下で、200奪三振を記録し、150イニングを投げて、並みいる打者を手玉にとっていたとしたら、君は驚くか?」と質問。同じくホストのデマルコ・ファー氏は「いや、驚かない。彼が何をしても驚かない」と即答した。
ロジャース氏は「新たな賞の創設が必要だよ。彼は別次元でプレーしている。MVPでは比較対象がいない。エース投手であり、スラッガーでもあるんだから、彼が最も価値のある選手なのは当たり前だ」と、提案までしていた。
(THE ANSWER編集部)
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