村上宗隆の争奪戦に「伏兵」浮上 MLB“最弱球団”が「問題を最小限に抑える」 米記者が指摘
米大リーグの各球団は、今オフも日本から海を渡る選手に目を光らせている。ヤクルトからポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指す村上宗隆内野手は、すでに目玉選手の1人となっているが、米記者は獲得候補球団に「伏兵」の名前を挙げている。

マリナーズなどに加え挙がったのは…
米大リーグの各球団は、今オフも日本から海を渡る選手に目を光らせている。ヤクルトからポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指す村上宗隆内野手は、すでに目玉選手の1人となっているが、米記者は獲得候補球団に「伏兵」の名前を挙げている。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は「GMミーティングの話題:救援投手市場が過熱、球団は捕手などを探す」との見出しで、ジム・ボウデン記者の署名記事を掲載。村上について「多くの関心を集める」とした。
ボウデン記者は「マリナーズが(内野の)どちらのコーナーでも最も理に適うフィットのように思える」と指摘。「ヤンキースも良いマッチだろう」としつつも、守備とストライクゾーン内での空振りを懸念点としないことが条件だとした。さらに、右翼が狭く左の強打者にとっては引っ張った打球で本塁打が出やすい本拠地に注目。「彼がヤンキースタジアムでどれだけ本塁打を打つか想像してみてほしい」とも付け加えた。
そのうえで、村上獲得の「伏兵となり得るもう1つの球団はロッキーズだ」と言及した。今季メジャー最多119敗でナ・リーグ西地区最下位となり、今オフにポール・デポデスタ氏がGMに就任。編成部門が新体制となった同球団では、「彼のパワーはあの高地で特にインパクトがあるだろう」と分析した。
本拠地のクアーズフィールドは標高1600メートルの地にあり、打者天国として有名。「空気が薄く、変化球の動きが少ないことで、空振りの問題を最小限に抑えるのに役立つ可能性がある」と、本拠地との相性の良さを指摘していた。
(THE ANSWER編集部)
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