ド軍大ピンチ到来、突然響いた「パーカーを脱げ」 WS好守の直前にあった光景「パヘスは隣に…」
米大リーグのドジャースはブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)を制し、2年連続世界一に輝いた。米記者は、第7戦の9回2死から飛び出したアンディ・パヘス外野手の好プレーの裏側を明かしている。

米記者がWS7戦サヨナラのピンチで飛び出した好プレーの裏側を回顧
米大リーグのドジャースはブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)を制し、2年連続世界一に輝いた。米記者は、第7戦の9回2死から飛び出したアンディ・パヘス外野手の好プレーの裏側を明かしている。
WSの名場面を回顧したのは、米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のスポーツ専門公式Xに登場した米誌「スポーツ・イラストレイテッド」のトム・バードゥッチ記者。「特に印象に残っているプレーを1つか2つ挙げるとしたらなんですか?」という質問に、「私にとっての一番はロハスのホームランだ。そしてもちろん、パヘスのキャッチだ」と回答している。
ドジャースが4-4に追いついた直後の9回1死満塁から守備固めで中堅に入ったパヘスは、2死から左中間への大飛球を追いかけた。抜ければサヨナラ負けの大ピンチだったが、左翼のキケ・ヘルナンデスと激突しながらもスーパーキャッチ。その後の優勝へと繋がるビッグプレーだった。
バードゥッチ記者は、「1死満塁の時、私はダグアウトの横にいた。パヘスはパーカーを着て私の隣に座っていたんだ。2人で同じくらい試合に夢中になっていた」と直前の状況を説明。「するとベンチコーチのダニー・レーマンが駆け寄ってきて『試合に出るぞ、早くしろ』と声をかけた」と当時を振り返っている。
「『グラブはどこ?』『パーカーを脱げ』『帽子はどこ?』という感じだったよ。そして野球の性質上、ボールは彼のところに飛んでくる」と続けたバードゥッチ記者。「聞いてくれ。ウィリー・メイズはウィリー・メイズだ。だが1954年の第1戦だったことを考えると、あの(パヘスの)キャッチはワールドシリーズ史上最高のキャッチだったと思う。それは確かに私が今まで見た中で最高だった」と、絶賛していた。
(THE ANSWER編集部)
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