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侍ジャパンと戦う韓国、惨敗WBCからガラリ一変 平均24歳、162キロ右腕や待望の国産大砲も招集

野球日本代表「侍ジャパン」は15、16日に東京ドームで韓国との「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」を戦う。韓国代表は8、9日とソウルでチェコと戦い連勝。2年前のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の時点からガラッと変わったチームには、どのような選手がいるのだろうか。(年齢は2025年の満年齢)

韓国のリュ・ジヒョン監督【写真:YONHAP NEWS/アフロ】
韓国のリュ・ジヒョン監督【写真:YONHAP NEWS/アフロ】

15日から2試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」

 野球日本代表「侍ジャパン」は15、16日に東京ドームで韓国との「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」を戦う。韓国代表は8、9日とソウルでチェコと戦い連勝。2年前のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の時点からガラッと変わったチームには、どのような選手がいるのだろうか。(年齢は2025年の満年齢)

 2023年のWBCで、日本は1次ラウンドで韓国に13-4で大勝した。一方の韓国はオーストラリアにも7-8で敗れ、3大会連続の1次ラウンド敗退に終わった。今回の代表に、このWBCでプレーした選手は投手のウォン・テイン(サムスン)、クァク・ビン(斗山)、外野手のパク・ヘミン(LG)の3人しかいない。大会後、大幅な若返りへ舵を切ったためだ。

 今回の代表チームの平均年齢は約24.4歳。捕手に36歳のチェ・ジェフン(ハンファ)、35歳のパク・トンウォン(LG)とベテランを起用する一方、18人の投手陣の平均年齢は22.2歳まで下がる。ペ・チャンスン(サムスン)、チョン・ウジュ(ハンファ)、キム・ヨンウ(LG)と高卒ルーキーも3人選ばれている。今秋、韓国プロ野球のプレーオフで最速162キロを記録した右腕ムン・ドンジュ(ハンファ)の起用法にも注目だ。

 野手も大幅に若返った。最年少は高卒3年目ながら、今季韓国で打率.320を残したムン・ヒョンビン(ハンファ)。今季韓国プロ野球で韓国人選手トップ、リーグ4位の32本塁打したノ・シファン(ハンファ)や打率2位の.334を残したアン・ヒョンミン(KT)ら、若手スラッガーの台頭も見られ始めている。

 来年3月のWBCでは、キム・ヘソン(ドジャース)やイ・ジョンフ(ジャイアンツ)といった大リーグ組や、ユマイ・ジョーンズ(タイガース)やライリー・オブライエン(カージナルス)といった韓国系選手も代表入りする可能性があり、若手にとっては今回の日韓戦がアピールの場ともなっている。

(THE ANSWER編集部)

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