金満ドジャースに薦める大物以外の選択肢 「複数の関係者によると…」“36発男”にも可能性
米大リーグ、ドジャースが今オフの補強としてカブスからFAとなったカイル・タッカー外野手の獲得に動く可能性を米メディアが報じている。ワールドシリーズ(WS)を連覇したチームの最大の補強ポイントは外野手とされており、タッカー獲得が実現しても「驚きではない」という。加えて、内部昇格の選択肢も提案した。

FAの目玉カイル・タッカー獲得にドジャースは動くのか
米大リーグ、ドジャースが今オフの補強としてカブスからFAとなったカイル・タッカー外野手の獲得に動く可能性を米メディアが報じている。ワールドシリーズ(WS)を連覇したチームの最大の補強ポイントは外野手とされており、タッカー獲得が実現しても「驚きではない」という。加えて、内部昇格の選択肢も提案した。
タッカーはメジャー8年目で通算打率.273、147本塁打、490打点。アストロズ時代の2023年に打点王を獲得している。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ドジャースがカイル・タッカー獲得の可能性、内部の外野手オプションも模索」との見出しで、ファビアン・アルダヤ記者の署名記事を掲載した。
記事では「ロサンゼルス・ドジャースが今オフにカイル・タッカーと結びつくことになっても、それは驚くことではない」と書き始め、「WSを連覇した王者は資金力に余裕があり、迫りくる労使問題を前に優位を保ち続けることができる。そして、彼らの最大のニーズは都合よく、おそらく外野――すなわちタッカーのポジションである」と伝えた。
一方で、内部昇格も選択肢にあるとした。「チームの考えを知る複数の関係者によると、ドジャースは昨冬の外野の補強方法を継続し、一時的な選択肢を探すか、内部からの選択肢に頼る可能性もあるという」と言及。その選択肢として「オクラホマシティ(3A)での圧倒的な打撃成績を受け、ドジャースが先週、意外にも40人ロースターに追加した選手だ」とし、27歳ライアン・ウォードの名前を挙げた。今季3Aでは打率.290、36本塁打、122打点の成績をマークした。
昨季の外野手補強に関しては、マイケル・コンフォートと結んだ1700万ドル(約25億円、当時)の契約は「悲惨なものだった」と厳しく指摘。続けて「将来を見据えて、短期的な補強策を選ぶ動機もあるかもしれない」とし、下部組織に注目した。「その筆頭がフューチャーズ・ゲームMVPのホスエ・デポーラだ。彼は今季を2Aで終え、このグループの中でメジャー昇格が最も近い選手である」と可能性に目を向けた。ホスエ・デポーラは20歳の外野手。今季は1Aと2Aに出場し、打率.250、12本塁打を放っている。
(THE ANSWER編集部)
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