ド軍FAロハス覚悟の行動「俺が責任取るつもりだった」 身代わり上等の乱闘騒ぎ「あの瞬間が刺激に」
米大リーグ・ドジャースは2年連続のワールドシリーズ(WS)制覇を達成。選手たちはメディア出演、イベント参加などまだ忙しい日々を過ごしている。そんな中、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のインタビューに応じたミゲル・ロハス内野手は、ブルージェイズと激突したWS第7戦の乱闘騒ぎについて振り返っている。

ロハスが乱闘騒動を振り返る
米大リーグ・ドジャースは2年連続のワールドシリーズ(WS)制覇を達成。選手たちはメディア出演、イベント参加などまだ忙しい日々を過ごしている。そんな中、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のインタビューに応じたミゲル・ロハス内野手は、ブルージェイズと激突したWS第7戦の乱闘騒ぎについて振り返っている。
第7戦の4回、ブルージェイズの攻撃中だった。ドジャースの左腕ロブレスキーが9番ヒメネスに手首付近への死球を与えた。怒ったヒメネスが両手を上げると、ロブレスキーもマウンドを降りながら何か言葉を発した。両軍がエキサイトしたシーンについて問われたロハスはこう語っている。
「覚えているのは……ロブレスキーがプレーオフを通して素晴らしい投球をしていたこと。そしてヒメネスは、まるで死球を受けたいような態度をしていた。そして実際に死球を受けた時、彼はロブル(ロブレスキー)に何か言っていた。ロブルは俺のお気に入りの一人だ」
死球を受ける直前の投球でも、ヒメネスは内角のボールに当たりに行っていると見られても仕方がない反応をしていた。ロハスは「あの瞬間は、俺が彼のために前に出て、守らなければならない瞬間だった。ロブルが喧嘩をしたり、トラブルに巻き込ませる気はなかった。彼の責任ではなかったし、俺が代わりに責任を取るつもりだった。だから、俺が最初に彼のためにそこに出ていった」と“身代わり”も覚悟の行動を明かした。
行動の理由については「俺は本当にロブルが大好きで、彼がチームのためにしてきたこと、そして彼が成長してきたこと、そういったことをすべてを気に入っているから」と説明。レギュラーシーズンではロングリリーフもこなすなど24試合に登板し、ワールドシリーズでは4試合に投げて無失点と貢献。ロブレスキーの働きを称えた。
9回に値千金の同点ソロを放つなど、世界一に大きく貢献したロハス。「でも、結局のところ、あの瞬間が、俺たちのチームに何か刺激を与えて、みんなを奮い立たせたのかもしれない。ベンチにいた選手たちでさえ、そこに出てきて戦う準備万端だったんだから」と、乱闘騒ぎがドジャースナインに火をつけたと振り返っている。ロハスはFAとなり、去就にも注目が集まっている。
(THE ANSWER編集部)
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