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ドジャース悲報で1000人超が行動 急増1160万円…WS制覇後もカナダに届く「51ドル」の意味

米大リーグ・ドジャースのアレックス・ベシア投手が7日(日本時間8日)、自身のインスタグラムで娘が死去したことを報告した。今年4月に妻ケイラさんの妊娠を公表。出産間近とみられていた。ワールドシリーズを戦ったカナダ・トロントの小児科病院へ、米国から1000人以上の寄付が寄せられており、総額7万5000ドル(約1160万円)もの寄付が集まったとカナダ紙「トロント・スター」が報じている。

ドジャースのアレックス・ベシア【写真:ロイター】
ドジャースのアレックス・ベシア【写真:ロイター】

ベシアが娘の死去を報告

 米大リーグ・ドジャースのアレックス・ベシア投手が7日(日本時間8日)、自身のインスタグラムで娘が死去したことを報告した。今年4月に妻ケイラさんの妊娠を公表。出産間近とみられていた。ワールドシリーズを戦ったカナダ・トロントの小児科病院へ、米国から1000人以上の寄付が寄せられており、総額7万5000ドル(約1160万円)もの寄付が集まったとカナダ紙「トロント・スター」が報じている。

 ベシアは10月23日(同24日)に「深刻な家庭の問題に対処するため」チームから離脱すると球団が発表。ワールドシリーズのロースター26選手にも登録されなかった。ドジャースの選手だけではなく、ブルージェイズの選手も帽子にベシアの背番号「51」の白文字を刻んでいた。ベシアは自身のインスタグラムで「私たちの美しい娘は、10月26日に天国へ旅立ちました」と報告した。

 両軍の選手、ファン、医療スタッフなど全ての人々へ感謝を記したベシア。悲しみが広がる中、米国のドジャースファンによる寄付が注目を集めている。「トロント・スター」は、トロントの小児科病院「シックキッズ」へ総額7万5000ドルの寄付があったと伝えている。

 病院の広報担当者サンドラ・チオヴィッティ氏によると、ワールドシリーズ第7戦の直後から寄付の呼びかけが始まり、多くが51ドルの寄付を希望していたという。ブルージェイズの投手たちが、ワールドシリーズでベシアの背番号「51」をキャップに記していたことに敬意を表してのことだという。

 6日(同7日)時点で3万ドル近い寄付があったというが、ベシアの投稿の後に寄付金が急増。チオヴィッティ氏によると、約1000人からの寄付がシックキッズに集まったという。記事では「寄付金にはブルージェイズ、野球、ドジャース、あるいはベシアに関するメッセージが添えられており、中にはマリナーズファンであることを明記している人もいたという」と紹介されている。

(THE ANSWER編集部)


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