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村上宗隆は「最低でもマンシー」 WBCで虜になった米記者もう絶賛、パワーはシュワーバー級

米大リーグの各球団は、今オフも日本から海を渡る選手に目を光らせている。ヤクルトからポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指す村上宗隆内野手について米国の記者は「本塁打を50本打てる選手」「シュワーバー並みのパワー」と絶賛。最もフィットする球団にドジャースを挙げている。

村上宗隆【写真:産経新聞社】
村上宗隆【写真:産経新聞社】

「最低でもマンシー」上限は殿堂入り573発男

 米大リーグの各球団は、今オフも日本から海を渡る選手に目を光らせている。ヤクルトからポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指す村上宗隆内野手について米国の記者は「本塁打を50本打てる選手」「シュワーバー並みのパワー」と絶賛。最もフィットする球団にドジャースを挙げている。

 米衛星ラジオ局「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」公式Xでは、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジム・ボウデン記者による村上の分析を紹介している。

「彼をWBCで見たし、映像もたくさん見たけど、パワーに関してはモンスターだ。彼は間違いなく本塁打を50本打てる選手だ」として、パワーに関しては今季56発でナ・リーグ本塁打王のカイル・シュワーバー(フィリーズからFA)や、通算264発のピート・アロンソ(メッツからFA)並みと評価している。

 弱点も冷静に見ており「空振りが非常に多いし、3打席に1回は三振する。でも彼はちゃんと出塁もする。25歳で、三塁の守備は平均以下だが、一塁の守備はこなせる。私は一塁が一番いいと思うけどね。努力次第で上達する可能性もある」と紹介した。

 その上で「能力は最低でもマックス・マンシー、上限はハーモン・キルブリュー並みだと思う」と表現。ドジャースの三塁レギュラーで、メジャー10年で通算214本塁打というマンシーの数字を最低限と表現。うまく伸びれば通算573発で殿堂入りも果たし、ツインズの永久欠番になっているキルブリューのようにもなれるとした。

 その上で「彼に最適なのはドジャースだと思う」と断言。「マックス・マンシーの1000万ドル(約15億3000万円)のオプションを行使したばかりだと言うかもしれないが、ムラカミはササキ、ヤマモト、オオタニと共にドジャースにいなければならない存在だと思う。マンシーより10歳若いんだ。10歳もだよ!」と、連続世界一に輝いたチームの世代交代に不可欠な存在と位置付けている。

 マンシーとの併用についても「シーズン開始はマンシーに三塁手をやらせて、ムラカミを一塁と三塁で使って育てる。彼が完全に成長すれば、いずれマンシーを上回って、正三塁手になるだろう」というプランを披露している。

(THE ANSWER編集部)


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