マシン損傷の悪夢も…日本人ドライバー満身創痍で走行の理由 判明した絆「チームってこういうこと」【ラリージャパン】
自動車の世界ラリー選手権(WRC)の今季第13戦ラリージャパンが、愛知・岐阜で6日から開催されている。大会3日目の8日、快走していた勝田貴元にまさかのアクシデントが発生した。

ラリージャパン
自動車の世界ラリー選手権(WRC)の今季第13戦ラリージャパンが、愛知・岐阜で6日から開催されている。大会3日目の8日、快走していた勝田貴元にまさかのアクシデントが発生した。
2日目終了で総合2位と好位置につけていた勝田。日本人によるWRC制覇へ期待が高まったが、難関ステージSS11「笠置山」で悪夢が待っていた。
広場セクションのウォーターバリアにマシン右サイドを強打し、パワーステアリングを損傷。連続コーナーが続く山岳地帯の道を、満身創痍の状態で走り続ける展開となった。
無線からの指示は「carry on!(続けろ)」。懸命にマシンを走らせた理由は、後続から迫っていたチームメートの走行に影響を与えないため。献身を見せた勝田を、チームメートはインタビューで気遣った。
チームトヨタの絆にはSNSで「泣けた」「チームってこういうこと」「これが勝田の魅力」「トヨタの結束力に感動」などの声が上がっていた。
(THE ANSWER編集部)
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