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死闘ド軍、延長18回座った捕手スミスの裏話「最悪。13回から…」 監督は「絶対交代させない」

米大リーグ・ドジャースはワールドシリーズを2年連続で制覇した。ブルージェイズと第7戦までもつれ込む激闘。第3戦では異例の延長18回という死闘を制した。米放送局「ABC」の米人気番組「ジミー・キンメル・ライブ」に出演したドジャースナインは、激闘の裏側を明かしている。

ドジャースのウィル・スミス【写真:ロイター】
ドジャースのウィル・スミス【写真:ロイター】

ドジャースナインが人気番組に出演

 米大リーグ・ドジャースはワールドシリーズを2年連続で制覇した。ブルージェイズと第7戦までもつれ込む激闘。第3戦では異例の延長18回という死闘を制した。米放送局「ABC」の米人気番組「ジミー・キンメル・ライブ」に出演したドジャースナインは、激闘の裏側を明かしている。

 番組にはロバーツ監督やウィル・スミス捕手らが出演。話題は延長18回までもつれた第3戦にも及んだ。番組ホストのジミー・キンメル氏が、「ウィル、君は誰よりも大変な役回りだったかもしれない。18イニングずっとキャッチャーとして、ホームプレートの後ろでしゃがんでいたわけだからね……」と話を振った。

 6時間39分という長時間、捕手として10人の投手の球を受け続けた。スミスは「ああ、あれは……長かった。うん。長かったよ」と苦笑い。試合の後については「最悪だよ。最悪。13回あたりから足がつり始めてね。水分補給したり、食べたり……。もう分からないけど、とにかくやり続けるしかなかった」と振り返った。

 ロバーツ監督も当時について「トレーナーが俺のところに来て『監督、ウィルが足をつっています。どうしますか? 交代させた方がいいかもしれません』って言ってきたんだ。俺は『彼は絶対に交代させない』って言ったよ」コメントして笑わせた。スミスも「交代するつもりはなかった。絶対に交代するつもりはなかったよ」と話した。

 ナインは満身創痍だった。指揮官は「みんな点滴を打ってたよ。キケもそうだったし、グラスノーもあの試合で投げてたしね。ウィル、ショウヘイ(大谷)も試合直後に点滴を打っていた。みんなフィールドに全てを置いてきたんだ。そしてロハスは第7戦でフィールドで死にかけたからね」と各選手が死力を尽くしていたことを明かし「監督としてはそれが望むところだよ。選手たちが全てを出し切ってくれるのがね」と感謝していた。

 キンメル氏は「みんなに改めて思い出させてくれたと思うんだ。野球が最高に盛り上がった時、それに勝るものはないってね。本当に信じられない試合だったよ」と試合について称賛。加えて「あの18イニングの試合……。延長イニングで給料は余分にもらえるのかい?」と尋ねると、スミスたちは笑いながら「ノー」と返答。キンメル氏は「残業代はなし? それはもらうべきだよ。本当に」とリアクションしていた。

(THE ANSWER編集部)


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