20歳芝田、8強で散る 女子は中国勢に10戦全敗で終戦 男子はエース水谷も敗退
卓球のオーストラリアオープンは6日、女子シングルス準々決勝で世界ランク53位の20歳・芝田沙希(ミキハウス)がグ・ユティン(中国)に0-4で敗戦。4強進出はならず、今大会の日本女子は中国勢に10戦全敗となった。
豪州OP女子単準々、快進撃の芝田が0-4で完敗…女子は中国勢に全敗で後半戦に課題
卓球のオーストラリアオープンは6日、女子シングルス準々決勝で世界ランク53位の20歳・芝田沙希(ミキハウス)がグ・ユティン(中国)に0-4で敗戦。4強進出はならず、今大会の日本女子は中国勢に10戦全敗となった。
第1ゲームを7-11で先取されると、第2ゲームを9-11、第3ゲームを5-11で取られ、最終ゲームも9-11でストレート負け。芝田は初戦で世界ランク4位のフォン・ティエンウェイ(シンガポール)を4-2で破る金星をマーク。一躍脚光を浴びたが、今大会初顔合わせの中国選手に屈した。
日本女子にとっても中国勢に力負けした。
1回戦では石川佳純(全農)、平野美宇(エリートアカデミー)、伊藤美誠(スターツSC)、佐藤瞳(ミキハウス)という日本の世界ランク最上位の4人が中国勢に敗戦。国際卓球連盟(ITTF)は「日本女子にとって散々な日に」と報じていたが、続く2回戦でも早田ひな(希望が丘高)ら4人、この日の準々決勝でも塩見真希(四天王寺高)が世界ランク2位の朱雨玲に0-4で敗戦。快進撃を演じていた芝田も勝てず、今大会は中国勢に対して10戦全敗となり、日本勢全12選手が8強までに姿を消した。
今大会はワールドツアーの上半期最終戦。今季の後半戦に向け、課題を残す結果となった。
また、男子シングルス準々決勝ではエース・水谷隼(木下グループ)、吉田雅己(協和発酵キリン)はともに敗れた。この後の準々決勝には松平健太、大島祐哉(ともに木下グループ)が登場する。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer