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ド軍WS明暗分けた一瞬の裏側 そばで見ていたマンシーが告白「僕が見た限りでは…」

米大リーグのドジャースは、ブルージェイズとのワールドシリーズを制し2年連続の世界一に輝いた。1日(日本時間2日)に行われた第7戦は延長11回に及ぶ死闘に。5-4でドジャースが制するまでには様々な“事件”もあった。ブルージェイズが9回、サヨナラ勝ちを逃した場面では三走のアイザイア・カイナーファレファが批判の的に。ただマックス・マンシーはこのプレーを擁護している。

WS第7戦、本塁で刺されたカイナーファレファ(右)【写真:AP/アフロ】
WS第7戦、本塁で刺されたカイナーファレファ(右)【写真:AP/アフロ】

ドジャース世界一へ最大のピンチ…9回裏本塁アウトの裏側

 米大リーグのドジャースは、ブルージェイズとのワールドシリーズを制し2年連続の世界一に輝いた。1日(日本時間2日)に行われた第7戦は延長11回に及ぶ死闘に。5-4でドジャースが制するまでには様々な“事件”もあった。ブルージェイズが9回、サヨナラ勝ちを逃した場面では三走のアイザイア・カイナーファレファが批判の的に。ただマックス・マンシーはこのプレーを擁護している。

 問題の場面は9回裏1死満塁、ブルージェイズがサヨナラのチャンスを迎えていた。バーショが放った強烈なゴロを二塁手のロハスが好捕し本塁へ送球。三走のカイナーファレファは懸命に走ったが、本塁でわずかの差でアウトとなった。ブルージェイズ側はリプレー検証を求めたが判定は変わらず。結果的に勝敗を分けるプレーの1つとなった。

 さらに、カナダ放送局「スポーツネット」のベン・ニコルソンスミス記者は試合後に自身のXを更新。「第7戦の後、アイザイア・カイナーファレファは人々からブルージェイズ敗戦の責任を押し付けられたり、両足をへし折るぞと脅されたりした」と衝撃の事実を伝えた。

 マンシーは米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。公式YouTubeが公開した動画の中で、この場面でのカイナーファレファのプレーを擁護している。

 この場面で疑問の声が上がったのは、カイナーファレファのリードが小さかったのではないかという見方があったためだ。ただ三塁を守っていたマンシーは「最初の数球、僕は一塁手のように彼を牽制して、できるだけベースの近くに留めようとした」と、自身がリードを小さくしようと動いていたと説明する。

 その上で「僕が見た限りでは、彼(カイナーファレファ)はやるべき事をやったと思う。三塁手が与えただけのリードを取っていた」と擁護する。ライナーが飛べば併殺になる可能性があるため、投球がバットに当たった瞬間にスタートを切るわけにもいかない場面だ。

「あの状況では隙を突くことはできない。投手が投げる前にスタートを切ることもできない。色々なことが起きる可能性があるからね。僕が見た限りは、リードが少し小さかったかもしれないけど、彼は間違ったことはやっていないよ」と状況を振り返っていた。

(THE ANSWER編集部)



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