[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

問われる野球IQ 名遊撃手の“捕らない併殺”に米絶賛 シンバ教授は「天才だ」

米大リーグで遊撃手が1死一、二塁の状況からドン詰まりの浅いフライをわざとバウンドさせ、併殺を奪うという頭脳的プレーを披露。実際のシーンをMLBが動画付きで公開し、「IQ500のプレーだ」「天才だ」と喝采が上がっている。

アンドレルトン・シモンズ【写真:Getty Images】
アンドレルトン・シモンズ【写真:Getty Images】

エンゼルス遊撃手シモンズが「判断力」と「技術力」の際立つ頭脳的プレーを披露

 米大リーグで遊撃手が1死一、二塁の状況からドン詰まりの浅いフライをわざとバウンドさせ、併殺を奪うという頭脳的プレーを披露。実際のシーンをMLBが動画付きで公開し、「IQ500のプレーだ」「天才だ」と喝采が上がっている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 判断力と技術力が際立つプレーだった。エンゼルスの遊撃手アンドレルトン・シモンズ内野手が演じた頭脳的ゲッツーだ。2日(日本時間3日)の本拠地ブルージェイズ戦、5-2とリードして迎えた6回1死一、二塁の場面だ。打者ドゥルーリーはカウント1-2から内角高めの直球を振り抜いたが、ドン詰まりの低いフライに。遊撃正面で2死になる。そう思った次の瞬間だ。

 シモンズはダイレクトキャッチすると見せかけ、ハーフバウンドで捕球したのだ。すぐさま二塁を踏んで一塁走者を封殺。慌てて三塁を狙った二塁走者も挟殺プレーの末に刺し、併殺を完成させた。一気に3アウトチェンジとなり、ピンチを脱出したのだ。これには驚いた本拠地エンゼル・スタジアムのファンも割れんばかりの大歓声を浴びせ、シモンズを称えていた。

 高い打球ならインフィールドフライが宣告されるが、低いフライになったからこそ可能だったプレー。しかし、その分、捕球が難しいハーフバウンドを弾いてしまえば、逆に1つのアウトも取れずにピンチが拡大するプレーでもある。ただ、そこはシモンズ。判断能力と捕球技術が備わっているからこそ、成り立った併殺だった。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集