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死球ぶつけ…怒り買った乱闘騒ぎ「俺も言い返すさ」ド軍ロブレスキ主張 由伸0封には「たまげた男だ」

米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、敵地トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に延長11回の死闘の末に勝利し、21世紀初の世界一連覇を達成した。試合中には死球を巡り、乱闘騒ぎも起きた死闘。当事者であるドジャースのジャスティン・ロブレスキ投手が一触即発の場面を振り返った。

ドジャースのジャスティン・ロブレスキ【写真:ロイター】
ドジャースのジャスティン・ロブレスキ【写真:ロイター】

ワールドシリーズ第7戦

 米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、敵地トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に延長11回の死闘の末に勝利し、21世紀初の世界一連覇を達成した。試合中には死球を巡り、乱闘騒ぎも起きた死闘。当事者であるドジャースのジャスティン・ロブレスキ投手が一触即発の場面を振り返った。

 スタジアムが騒然となったのは、ドジャースが1-3と劣勢で迎えた4回ブルージェイズの攻撃。マウンドのロブレスキはクレメントを遊ゴロに打ち取り1死。ここで9番の左打者ヒメネスにカウント2-2から投じた5球目が手首付近への死球となった。怒ったヒメネスが両手を上げると、ロブレスキもマウンドを降りながら何か言葉を発した。

 すぐに、シュナイダー監督を筆頭にブルージェイズのナインがベンチから飛び出し、ドジャースベンチも応戦。グラウンドは騒然とした雰囲気になった。試合はそのまま再開されたが、続くスプリンガーの打球はロブレスキへのピッチャー返し。足に当たった打球が捕手スミスの前に転がり内野安打とされたが、無失点で切り抜けた。

 米衛星ラジオ局「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」公式Xで公開されたインタビューで、ロブレスキは一触即発の場面について「父と母には『すまない』とすでに謝ったよ」と言い、「ベンチから全員出てくるような事態は俺のキャリアで一度もないことだった。それがワールドシリーズ第7戦で起きるとはね」と明かし、初めての経験だった。

「何か文句をつけられたら、俺だって言い返すよ。個人的な恨みつらみはない。野球とはそういうものだ」と主張した。結果的に3回途中3失点で降板した大谷翔平の後を受け、1回1/3を無失点に抑えた。「いい気分だった。スカウティングを担当するスタッフたちに敬意を示したい。俺の後に登板して火消ししてくれたグラスノーにも感謝しているよ」と話した。

 そして、連投で胴上げ投手になった山本由伸についても「彼はすでに俺の大好きな選手だ。たまげた男だよ。エースに求める全てを俺たちにもたらしてくれたね」と絶賛したが、総力戦となった大一番を支えたロブレスキも称賛に値する投球だった。

(THE ANSWER編集部)



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