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「クソほど的外れだ」敗れたBジェイズ監督が“Fワード”繰り出し反発 覆した前評判「強いんだ」

米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、敵地トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に延長11回の死闘の末に勝利し、21世紀初の世界一連覇を達成した。敗れたブルージェイズは9回1死までリードしながら追いつかれ、32年ぶりのワールドシリーズを逃した。ドジャースに完全アウェーを演出した球場は沈黙が訪れた。

ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督【写真:ロイター】
ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督【写真:ロイター】

ワールドシリーズ第7戦

 米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、敵地トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に延長11回の死闘の末に勝利し、21世紀初の世界一連覇を達成した。敗れたブルージェイズは9回1死までリードしながら追いつかれ、32年ぶりのワールドシリーズを逃した。ドジャースに完全アウェーを演出した球場は沈黙が訪れた。

 41歳のシャーザーが5回途中1失点と試合を作り、ドジャース先発・大谷翔平を3回途中3失点KOするなど投打がかみ合った。しかし、1点リードの9回1死に同点ソロを浴び、世界一までアウトあと2つで追いつかれた。そして、9回途中から登板した山本由伸を打ち崩せず。延長11回に勝ち越され、その裏に1死一、三塁で併殺となり終戦。ナインは呆然とした様子でドジャースの歓喜の輪を見つめていた。

 米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式YouTubeチャンネルで公開された試合後の会見で、ジョン・シュナイダー監督は「つらいよ」と沈痛な面持ちで切り出した。

 試合後、今年初めてチームミーティングを行ったことを明かし、「7試合のうち2試合が延長戦になった。我々は素晴らしい野球をしたと思う。両チームとも終盤にチャンスがあった。選手たちには同情する。彼らは特別な集団だよ」と労った。チームミーティングで10回ほど「ありがとう」の言葉を伝えたことを明かすと、言葉に詰まり、息を吐いた。

 再三チャンスを作りながら畳みかけることができずに逆転負け。「このロースターの全員を信頼している。試合の結末は選手たちに委ねたいと思う。このシリーズを通して、そうなった。そして我々は及ばなかった。(9回の)満塁の場面は長いこと忘れられないだろうね」と話した。

 そして、「この試合を振り返った時、2つの強豪がぶつかり合った結果と見るか、それとも勝つためのチャンスはすべてあったと見るか」と問われると“Fワード”を繰り出し、感情を露わにした。

「両方だ。我々には彼らをスイープするチャンスがあった。自分たちの野球をしたと思うし、我々の野球は球界の誰にも負けない。シリーズ開始当初、人々がこれをダビデとゴリアテ(巨人と少年)の戦いだと呼んでいたが、クソほども的を射てない。このチームは強いんだ」

 こう強調し、ドジャース優位とみられたWSで世界一に迫った自軍の選手たちを称えた。

(THE ANSWER編集部)



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