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ド軍ファン感動させた敵軍の粋な計らい「ずっと忘れない」 小さな数字に表れた敬意が「ステキ」

米大リーグのドジャースは10月31日(日本時間11月1日)、敵地カナダ・トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦を3-1で制し、通算3勝3敗のタイに戻した。手に汗握る熱戦の中、ドジャース左腕に対して相手投手陣が粋な計らいを見せていたと話題に。「ブルージェイズは一流の組織」「本当に尊敬する」と賛辞が集まっている。

ブルージェイズの選手たち【写真:Imagn/ロイター/アフロ】
ブルージェイズの選手たち【写真:Imagn/ロイター/アフロ】

ワールドシリーズ第6戦

 米大リーグのドジャースは10月31日(日本時間11月1日)、敵地カナダ・トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦を3-1で制し、通算3勝3敗のタイに戻した。手に汗握る熱戦の中、ドジャース左腕に対して相手投手陣が粋な計らいを見せていたと話題に。「ブルージェイズは一流の組織」「本当に尊敬する」と賛辞が集まっている。

 数字に思いを込めた。ブルージェイズ救援陣の帽子に小さく記されていたのは「51」の文字。ドジャースの左腕アレックス・ベシア投手の背番号だ。10月23日(同24日)、ドジャース公式Xは「アレックス・ベシアが、妻ケイラと深刻な家庭の問題に対処するためにチームから離脱することを発表しなければいけません。とても重い気持ちです」と投稿。ベシアはWSのロースターからも外れている。

 10月27日(同28日)のWS第3戦では、佐々木朗希投手らドジャース救援陣が同じく帽子に「51」の文字を入れていたことが発見され話題を呼んでいた。それに呼応した形と思われる。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式Xも注目し、「51」の数字とともに救援登板した4投手の写真を投稿し、こう記した。

「個人的な事情に対処するためにチームを離れているドジャースの救援投手アレックス・ベシアに敬意を払うため、第6戦中、ブルージェイズの全救援投手は帽子に51と書いていた」

 相手投手への粋な計らいに海外ファンも感動。「勝とうが負けようが、ドジャースファンとしてこれをずっと忘れないし、ブルージェイズは一流の組織だ」「これは本当に粋だ。野球を超えたもの」「ステキ」「リスペクトはライバル心よりも深い」「本当に尊敬する」「ありがとうジェイズ。粋な行いだし、心から称賛するよ」「真のスポーツマンシップ」などと絶賛の声が寄せられた。

(THE ANSWER編集部)

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