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山本由伸、6回降板の采配にLA記者疑問「納得できない」「投球数なんて…」 試合後に指揮官説明

米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地でブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回96球を投げて5安打6奪三振1失点で、3-1の勝利に導いた。チームを逆王手に導く好投。ただ降板のタイミングに、批判の声を上げた米国の記者がいる。

ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】
ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

ワールドシリーズ、勝負は最終第7戦に

 米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地でブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回96球を投げて5安打6奪三振1失点で、3-1の勝利に導いた。チームを逆王手に導く好投。ただ降板のタイミングに、批判の声を上げた米国の記者がいる。

 負ければ終わりの一戦で、エースが奮闘した。初回1死から三塁手マンシーの失策で走者を背負ったが、続くゲレーロJr.を三ゴロ併殺打に仕留めた。3点リードの3回、2死三塁から1番スプリンガーに適時打を打たれて1点を失ったが、その後は鋭い変化球を交えながら無失点で切り抜け、6回96球でマウンドを降りた。

 ドジャースの地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・J・デュアルテ記者は自身のXに「デーブ・ロバーツはヤマモトに投げ続けさせるべきだ。投球数やウォーミングアップの状況なんて関係ない。これが彼の今シーズン最後の先発だ。ここでブルペンを使うことはできない」と投稿した。

 さらに別の投稿では「ヨシノブ・ヤマモトの夜は6回1失点で終わりを迎えた。ドジャースは残り9アウトでブルペンに回り、第7戦に持ち込もうとしている。1番手はジャスティン・ロブレスキーだ。頼んだぞ!」「この決定には納得できない。一応言っておくが」と納得できない様子だ。

 試合はその後、ロブレスキーが7回、佐々木が8回を無失点で終わらせた。9回には続投の佐々木が無死二、三塁というピンチを背負ったが、4番手のグラスノーが3球で3アウトを奪い試合終了。勝負を第7戦に持ち込んでいる。

 また米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式YouTubeチャンネルが公開した試合後会見で、ロバーツ監督は降板の判断について「ゲレーロJr.の打席、ビシェットの打席、そして6回を何とか切り抜けたが、ロブレスキーにクリーンなイニングを与えたかった。7回に誰かが彼の後始末をするような状況は好ましくないと感じた」と説明している。

(THE ANSWER編集部)


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