錦織、ウィンブルドン優勝の可能性 米メディアも言及「アジア最大の希望」
錦織は「トップ4シード選手のスランプにつけ込むことができる1人」と分析
それでも、錦織にはこれまでの鬼門だったウィンブルドン攻略の可能性が存在するという。世界ランク1位のアンディ・マレー(英国)、同4位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は今季本調子ではなく、全仏オープンで10度目の優勝を果たした“赤土の帝王”ラファエル・ナダル(スペイン)も、2年間芝のコートでの大会でプレーしていない状況。FOXスポーツは「希望は存在する。他の優勝候補も絶好調ではない」としている。
“芝の帝王”と呼ばれるロジャー・フェデラー(スイス)が優勝候補筆頭となるが、記事では「錦織はトップ4シード選手のスランプにつけ込むことができる、もう一つ下のグループの1人だ。優勝候補の1人とは言えないが、かなりのチャンスはいまだに存在する」との見解を述べている。
今季まだタイトルを手にしていない錦織には、ウィンブルドンでの活躍にアジアから大きな期待が寄せられている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer