投手が手を使わず“一塁送球”でアウト、その方法は? 米喝采「これは素晴らしい」
米大リーグで投手強襲の当たりに手を使わず一塁に送り、アウトにするという“美技”が発生。いったい、その方法とは――。実際の瞬間をMLBが動画付きで公開すると「完璧に計画されていた」「危機を脱する素晴らしい方法」とファンから喝采を集めている。
満塁のピンチ、投手ライナーで手を使わずに一塁へ送る“美技”に反響
米大リーグで投手強襲の当たりに手を使わず一塁に送り、アウトにするという“美技”が発生。いったい、その方法とは――。実際の瞬間をMLBが動画付きで公開すると「完璧に計画されていた」「危機を脱する素晴らしい方法」とファンから喝采を集めている。
あっと驚く方法で投ゴロを完成させた。カージナルスのアダム・ウェインライト投手だ。4月30日(日本時間1日)の敵地ナショナルズ戦、0-0で迎えた2回2死二、三塁から敬遠し、迎えたのは投手のサンチェス。なんとしても抑えたい場面で仰天の美技は生まれた。2ストライクから緩い変化球を捉えられ、痛烈な打球がマウンドのウェインライトの足元を襲う。次の瞬間だ。
ウェインライトは投げ終わった右足を踏ん張り、ボールを当てた。しかも、インサイドで。“トラップ”のような形になった白球は綺麗に一塁方向へ勢い良く転がっていく。これを一塁手が余裕を持って拾い上げると、そのままベースを踏んでアウト。満塁のピンチを脱出したのだ。これには打ったサンチェスも苦笑いを浮かべるしかなかった。
MLB公式インスタグラムは「みんなにワクワクしてもらえると思う」、球団公式ツイッターは「アダム・ウェインライトは100%意図的にやった!」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。目の当たりにした米ファンも目を丸くしている。
「これは素晴らしい」
「アダム・ウェインライトは100%意図的にやった!」
「並外れている!」
「気に入ったよ!」
「完璧に計画されていた」
「ウェインライトはあらゆる点で一流だ!」
「危機を脱する素晴らしい方法」
コメント欄は喝采が沸き起こった。ピンチを足で乗り切ったウェインライトは7回途中2失点の力投で3勝目をマーク。自らを救うビッグプレーとなった。
(THE ANSWER編集部)