タパレス戦慄のKO勝ち「井上尚弥みたいや」「エグいボディー」 心へし折る強打連続で41勝目
ボクシングの元WBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)が29日、母国で開催されたフェザー級8回戦でフェルナンド・トロ(ベネズエラ)に6回KO勝ちを収めた。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と対戦し、スパーリングパートナーも務めた男。日本ファンも歓喜の声を上げた。

フェザー級8回戦で勝利
ボクシングの元WBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)が29日、母国で開催されたフェザー級8回戦でフェルナンド・トロ(ベネズエラ)に6回KO勝ちを収めた。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と対戦し、スパーリングパートナーも務めた男。日本ファンも歓喜の声を上げた。
タパレスの強打に、耐えきれなかった。6回残り1分を切った場面だ。タパレスが左右のボディー、右フックを浴びせると、一拍置いてトロは膝をついた。ダメージは大きく、立ち上がることができず10カウント。強さを示したタパレスは地元のファンにガッツポーズで応えた。
タパレスは世界スーパーバンタム級2団体統一王者だった23年12月、井上と対戦。10回負けを喫してベルトを手放した。しかしその後はこれで4連勝。1階級上のフェザー級でもKO勝ちし、キャリア通算41勝(22KO)4敗としている。トロは11勝(9KO)3敗。
今年9月にムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に判定勝ちした井上のスパーリングパートナーを務めたことでも話題に。約1か月拳を交え、終了後は感謝のSNS投稿もしていた。
タパレスの勝利には日本ファンもX上で反応。「動きが見違えるようになった」「ボディからのフックに繋げる動作が井上尚弥みたいや」「井上尚弥には負けたけどあれは特別なだけで、タパレスはいい選手だもんね」「色々な部分で井上選手から吸収したであろう的確さが感じられる」「文句なく強いね」「タパレスはまたベルト巻きますな」「エグいボディー」などと注目していた。
(THE ANSWER編集部)
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