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山本由伸が「156キロ投げ込んだらしい」 同僚が驚愕、ブルペン志願にあった「とんでもない」秘話

米大リーグのドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第5戦を行い、1-6で敗れた。試合前にはフレディ・フリーマン内野手が会見に登場。延長18回にサヨナラ弾を放った第3戦を回顧し、山本由伸投手のブルペン待機について言及している。

ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】
ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

フレディ・フリーマン内野手が絶賛

 米大リーグのドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第5戦を行い、1-6で敗れた。試合前にはフレディ・フリーマン内野手が会見に登場。延長18回にサヨナラ弾を放った第3戦を回顧し、山本由伸投手のブルペン待機について言及している。

 2連敗を喫し、2勝3敗と後がなくなったドジャース。トロントに再び舞台を移して行われる31日(同11月1日)の第6戦は山本が先発予定だ。山本は、25日(同26日)の第2戦に先発し、9回1失点、105球で完投勝利。27日(同28日)の第3戦では、延長18回までもつれる試合内容に、中1日にもかかわらずブルペン待機したが、フリーマンのサヨナラ弾で登板機会はなかった。

 米専門メディア「ドジャース・ネーション」の公式YouTubeチャンネルが放送した試合前会見で、フリーマンは、山本について質問されると「ヨシはとんでもないんだ。新しい国にやってきて、新しい生活、新しい全てに馴染んで、あれだけの契約を交わし、早くも期待に応える。そして5日ごとに我々から頼りにされている。特別なことだし、特別な選手ができることさ」と絶賛している。

 続けて「先日、中一日で“19回”に登板するため、ウォーミングアップしていたのを見たよね?」と第3戦でのブルペンについて言及。「そこにヨシノブの全てが詰まっている。彼は試合に勝つためならなんでもするんだ。『投げられるか?』と聞かれて、彼は『投げられますよ』と答えたんだ」と、その献身性を称えた。

 その上で「『19回が近づいてきたから、球速を上げて』と注文されたら、97マイル(約156キロ)を外角低め一杯に投げ込んだらしい。僕も『とんでもないな』と思ったよ。これがヨシを象徴している。2日前、我々のためにやろうとしていたことの全てだよ」と、山本のブルペン待機の裏側を明かしていた。

(THE ANSWER編集部)


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