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2被弾スネル、失投は「かなり不運」 ド軍崖っぷち…滲んだ悔恨「言い訳はしたくないが…」

米大リーグ・ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に臨み、1-6で敗戦。通算成績2勝3敗となり世界一へ王手をかけられた。ブレイク・スネル投手は6回2/3を投げて6安打2被弾5失点で負け投手に。初回で2被弾を喫したことに「かなり不運だった」と肩を落とした。

降板するスネル(左から2番目)【写真:ロイター】
降板するスネル(左から2番目)【写真:ロイター】

ワールドシリーズ第5戦

 米大リーグ・ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に臨み、1-6で敗戦。通算成績2勝3敗となり世界一へ王手をかけられた。ブレイク・スネル投手は6回2/3を投げて6安打2被弾5失点で負け投手に。初回で2被弾を喫したことに「かなり不運だった」と肩を落とした。

 スネルは初回、先頭のシュナイダーに初球の97.5マイル(約156.9キロ)のフォーシームを捉えられ、左越えソロを許した。続くゲレーロJr.にも2球続けて速球を投じると、2球目を左翼席へ運ばれた。わずか3球で2失点。米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者のXによると、試合開始から2者連続ホームランはWS史上初だった。

 初回に2被弾を喫しながら、6回まで3失点と粘ったドジャースの先発スネル。しかし7回先頭のバーガーを出塁させると、次打者の4球目にワイルドピッチ。1死一、二塁の場面でも変化球を制御できず、このイニング2つ目の暴投で一、三塁になった。それでもスネルはシュナイダーから三振を奪い、2死一、三塁として降板した。

 米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」公式Xは試合後の囲み会見の模様を公開。「最初の球は、97マイルの内角高めの速球だった。かなり不運だったよ。ウラジーミル(ゲレーロ)への球は、ただの悪いボールさ。内角低めの速球だった」と、初回の2被弾を振り返った。

 その後の投球については「スムーズだった。相手の打線や展開を理解していたと思う」とまずまずの評価。ただ、嫌なイメージを払拭しきれず「ただただ不運だったね。言い訳やそういう類のものはしたくないが……かなり不運だったといえる。自分にできることは限られている」と悔やんでいた。

 スネルはトロントでの第1戦に先発し、5回8安打5失点で負け投手に。ポストシーズン(PS)では2敗目となった。

(THE ANSWER編集部)


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