由伸登板を幻 延長18回フリーマン劇的弾に衝撃「これは伝説の試合だろ」「本日のMVPはクライン」
2年連続世界一を目指す米大リーグのドジャースは27日(日本時間28日)、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦に臨んだ。試合は5-5で延長戦に突入。死闘は決着がつかず、18回にはなんと山本由伸投手がブルペンで準備を始めた。登板目前かと思われた18回裏、フレディ・フリーマンのサヨナラ弾で決着した。

ワールドシリーズ第3戦
2年連続世界一を目指す米大リーグのドジャースは27日(日本時間28日)、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦に臨んだ。試合は5-5で延長戦に突入。死闘は決着がつかず、18回にはなんと山本由伸投手がブルペンで準備を始めた。登板目前かと思われた18回裏、フレディ・フリーマンのサヨナラ弾で決着した。
プレーボールから6時間39分。現地午後11時を回る異例の死闘は劇的決着となった。5-5の18回、ドジャースはフリーマンが中越えにサヨナラ弾。ドジャースタジアムを歓喜に包み込んだ。
この試合、4打数4安打2本塁打、4打席連続の申告敬遠を含む5四球と9打席全てで出塁した大谷も、この一発に大喜び。飛び跳ねるようにしてフリーマンを出迎えると、ブルペンで待機していた山本のほうへ佐々木とともに駆けていった。山本もグラウンドへ走り寄り、3人でハグしながら歓喜した。
ドジャースは先発グラスノーからバンダ、ロブレスキ、トライネン、ドレイヤー、佐々木、シーハン、カーショー、エンリケス、クラインと10投手をつぎ込んだ。リリーフ投手がいない状況の18回、ドジャースブルペンで25日(同26日)に行われた第2戦で先発し、9回105球を投げて1失点完投したばかりの山本が投球練習を開始。緊急登板に備えていたが、クラインが4回72球で無失点の好投。エースの登板前に試合が決した。
何もかもが衝撃的だった一戦。ネット上の日本ファンも興奮状態で「これは伝説の試合だろ」「本日のMVPはクライン」「由伸の登板が幻に終わってくれてほんとによかった…」「フリーマンも由伸がアップ始めたのには痺れただろうなぁ」「ここで打つのがフリーマン!」などと反響が相次いでいた。死闘を制したドジャースが2勝1敗とリードしている。
(THE ANSWER編集部)
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