物議醸したロバーツ監督が釈明「長い一日だっただけ」 冗談交じりの発言でまさかの騒動に
米大リーグ・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が自らの発言を詫びた。ワールドシリーズ第3戦の前日会見で、カナダ・トロントから本拠地へ戻るフライトが遅延したことを冗談交じりに「意図があったかどうかはわからない」と発言。SNSを中心に物議を醸したことから、27日(日本時間28日)の会見で釈明する事態になった。

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米大リーグ・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が自らの発言を詫びた。ワールドシリーズ第3戦の前日会見で、カナダ・トロントから本拠地へ戻るフライトが遅延したことを冗談交じりに「意図があったかどうかはわからない」と発言。SNSを中心に物議を醸したことから、27日(日本時間28日)の会見で釈明する事態になった。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」によると、ロバーツ監督は26日(同27日)に行われた会見で、「30分ほど前に到着したばかりで、多少の遅延があった。意図があったかどうかは分からない。だが、海外での手続きは大変だった。何とか乗り切ったよ」とコメント。“意図的”との表現がカナダ側の工作を示唆していると捉えられ波紋が広がっていた。
ロバーツ監督は釈明に追われ、「ジ・アスレチック」が27日(同28日)の試合前会見のコメントを紹介。「首相が空港のセキュリティーやFAA(連邦航空局)に連絡して、遅延を起こしたとは思っていない」「カナダはドジャースを妨害しようとしたわけではない。理解している。ただ長い一日だっただけだ」と謝罪した。
一連の流れを受けて、米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者はXで「今日、彼はただのジョークであり、何の意図もなかったと明らかにした」と綴り、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のアンディ・マカロー記者もXで「少し物議を醸した後、デーブ・ロバーツは自身の発言を釈明した」と伝えていた。
トロントでの2連戦を1勝1敗で終えたドジャースは26日(同27日)にロサンゼルスに移動。27日(同28日)の第3戦は延長18回におよぶ死闘を6-5で制し、対戦成績を2勝1敗としている。
(THE ANSWER編集部)
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