160キロ超で驚愕の変化― 速球王の衝撃バックドアに仰天「反則」「打つのは不可能」
米大リーグ、カージナルスの“速球王”ジョーダン・ヒックス投手が動く100マイル(約161キロ)超のファストボールを投じ、米ファンの度肝を抜いている。29日(日本時間30日)の敵地ナショナルズ戦の9回に登板し、打者3人でピシャリと締めたクローザーの驚きの1球をMLBが動画付きで公開。ファンからは「反則」「これを打てる者は宇宙を探したって見つからない」などと驚愕が広がっている。
速くて曲がる、ヒックスの高速シンカーが話題に
米大リーグ、カージナルスの“速球王”ジョーダン・ヒックス投手が動く100マイル(約161キロ)超のファストボールを投じ、米ファンの度肝を抜いている。29日(日本時間30日)の敵地ナショナルズ戦の9回に登板し、打者3人でピシャリと締めたクローザーの驚きの1球をMLBが動画付きで公開。ファンからは「反則」「これを打てる者は宇宙を探したって見つからない」などと驚愕が広がっている。
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速く、かつ動く――。米の若き速球王ヒックスが1球で観る者の度肝を抜いた。
3点リードの9回にマウンドに上がったヒックス。打席にゴームズを迎えての初球だ。右腕から放たれたボールは外角のボールゾーンから急激に変化し、真ん中付近で捕手のミットに吸い込まれた。見事なバックドアだが、驚くべきは球速だ。なんと100.3マイル(約161キロ)。このスピードでシンカーのような軌道で動くのだから、打者としてはなかなか手が出ない。
MLBは実際の1球を「この魔術はなんだ」と題して動画付きで公開。スローで見ると、その驚きの変化の軌道がはっきりとわかるが、目の当たりにした米ファンには驚愕が広がっている。
「反則にするべき」
「保証する。これを打つのは不可能」
「ボールは、このスピードでこんな風に動くべきじゃない」
「これを打てる者は宇宙を探したって見つからない」
「エグすぎ」
「カージナルスファンにとっては日常」
「ミットワークもすごいけどね」
ヒックスはこの日は打者3人でピシャリと抑え、9セーブ目。13球中8球が100マイル超と、その剛腕ぶりをいかんなく発揮している。
(THE ANSWER編集部)