山本由伸、メジャー過去95年でたった3人の記録が判明 米驚きのレア事象「再び魅せた」
米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発し完投勝利、チームが1勝1敗のタイに持ち込むのに貢献した。この快投がこの95年間で3人しかいないという希少価値の記録を生んだと、MLB公式の記者が指摘している。

ポストシーズンでの2試合連続完投
米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発し完投勝利、チームが1勝1敗のタイに持ち込むのに貢献した。この快投がこの95年間で3人しかいないという希少価値の記録を生んだと、MLB公式の記者が指摘している。
先発マウンドに立った山本は初回、先頭のスプリンガーからの連打で無死一、三塁のピンチを背負ったもののゲレーロJr.を空振り三振、カークを一直、バーショを見逃し三振に抑えて波に乗った。9回を105球で投げ切り、4安打1失点、8奪三振の快投。打線も1-1の7回にスミスが決勝弾を左翼へ放つなど、6安打5得点で援護した。
山本は14日(同15日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第2戦でも9回を3安打1失点、7奪三振で完投しており、この2試合が実に過去95年で3人目という大記録を生んだのだという。
MLB公式のサラ・ラングス記者は「ヤマモトが再び魅せた名演から、8つの事実と数字」という記事で「ヤマモトのNLCSでの完投以前、ポストシーズンでの完投は、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)が2017年のア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)で記録した1試合以来なかった。しかし、今回、2週間も経たないうちに2試合が達成された」と指摘している。
さらに「ヤマモトの完投試合はどちらもアウェーでのもの。彼は同じポストシーズンで連続して完投試合をアウェーで行った過去95年間で3人目の投手となり、これはスコット・マクレガー(1979年、オリオールズ)とハル・ニューハウザー(1945年、タイガース)に続く記録だ」と指摘。山本の心身のタフネスに驚きを隠せずにいる。
(THE ANSWER編集部)
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