山本由伸、マウンド上で現れた敵投手との明白な差 米唸らせた1球「凄いところは…」
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地でのブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発登板。9回4安打無四球8奪三振、1失点の快投で5-1の勝利に導いた。変化球を織り交ぜながら最後の20人を連続凡退させる圧巻の投球。試合前、解説者が両先発のスプリットの違いを分析していた。

米解説者がスプリットの違いを分析
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地でのブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発登板。9回4安打無四球8奪三振、1失点の快投で5-1の勝利に導いた。変化球を織り交ぜながら最後の20人を連続凡退させる圧巻の投球。試合前、解説者が両先発のスプリットの違いを分析していた。
米専門局「MLBネットワーク」のXは、「ダン・プリーザック氏が第2戦を前にケビン・ゴーズマンとヨシノブ・ヤマモトのスプリッターの違いを解説」と文面に記し、試合前の解説動画を公開。ブルージェイズOBで解説者のプリーザック氏が山本、ゴーズマン両先発投手のスプリットの違いを力説した。
番組ホストから「彼らは同じスプリッターを投げるのか?」と尋ねられると、「いや、違う」と述べ、山本を「従来型のスプリットを投げるピッチャー」と指摘。「指をかなり開いていて、親指の位置で速度を変えている」とし、ゴーズマンとの投球シーンを比較しながらより踏み込んで説いた。
「ゴーズマンの球はあまり速くありません。ヤマモトの凄いところは球速を変えられるところです。2人の投げ方は似ていますが、ゴーズマンの方が3本目の指をボールにかけているのがよく見えます。ヤマモトは従来の2本の指で挟む投げ方です。
ヤマモトの球がこれほど打ちづらいのは、彼はあまり身長は高くないのですが、カーショーが先程言っていたように、(ヤマモトは)滑らかで無駄のない投球フォームなので(打者は)ボールがすぐ来るように感じるのです」
ゴーズマンはこの試合、6回2/3を投げて3失点で敗戦投手に。一方、山本は変化球を武器にプレーオフの大舞台で2試合連続の完投を達成と、明暗が分かれた。ドジャースは27日(同28日)から本拠地で3連戦を迎える。
(THE ANSWER編集部)
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