[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

山本由伸、実は「60年ぶり」「メジャー史上2度しかない」衝撃快投 唯一の伝説OBを“再現”

米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地トロントでブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第2戦に先発。9回4安打無四球8奪三振、1失点の快投で完投勝利を挙げた。チームは5-1で勝利し、1勝1敗のタイに。ポストシーズンで2試合連続の完投という大貢献ぶりだが、細かく内容を見ても「60年ぶり2度目」の快投だったと伝えられている。

ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】
ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

ワールドシリーズ第2戦で完投勝利

 米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地トロントでブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第2戦に先発。9回4安打無四球8奪三振、1失点の快投で完投勝利を挙げた。チームは5-1で勝利し、1勝1敗のタイに。ポストシーズンで2試合連続の完投という大貢献ぶりだが、細かく内容を見ても「60年ぶり2度目」の快投だったと伝えられている。

 山本は初回いきなり無死一、三塁のピンチを迎えるも後続を3人で抑えて無失点。3回に1点を失うも、4回以降は1人のランナーも許さず、105球で9回を投げ切った。4安打無四球8奪三振で1失点の快投。9回3安打1失点で白星を掴んだ14日(同15日)の敵地ブルワーズ戦に続く、2試合連続の完投勝利となった。

 プレーオフでの2試合連続完投は、通算216勝のカート・シリングが2001年ダイヤモンドバックス時代に成し遂げて以来。ドジャースの投手としては1988年のワールドシリーズMVPに輝いたオーレル・ハーシュハイザー以来の記録だと伝えられている。さらに、米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式Xは、より細かい指標での凄さを伝えた。

「MLBポストシーズンで連続して、9イニング以上を投げ、7奪三振以上、1失点以下、4安打以下」を達成したのは、山本以前は60年前にさかのぼる。サイ・ヤング賞3度のド軍レジェンドOB、サンディ・コーファックスが1965年に達成したのが最後で「MLB史上、わずか2回しかない」という。

 球団の大先輩の快投を“再現”した山本。レギュラーシーズンでも12勝(8敗)、防御率2.49、201奪三振とエースの働きを見せたが、このプレーオフでは更に凄まじい投球を続けている。

(THE ANSWER編集部)


CW-X

CW-X

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X CW-X
lawsonticket
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集