大谷翔平のせいで「葛藤しているよ」 本心100%でWS応援できない理由「私はカナダ人として…」
米大リーグのドジャースは2年連続の世界一をかけ、24日(日本時間25日)開幕のワールドシリーズでブルージェイズと激突する。大谷翔平投手らは22日(同23日)、初戦が行われる敵地のカナダ・トロントへ。カナダの大スターは揺れる心中を告白している。

日本時間25日にワールドシリーズ開幕
米大リーグのドジャースは2年連続の世界一をかけ、24日(日本時間25日)開幕のワールドシリーズでブルージェイズと激突する。大谷翔平投手らは22日(同23日)、初戦が行われる敵地のカナダ・トロントへ。カナダの大スターは揺れる心中を告白している。
カナダ人なら、トロントを本拠地とするブルージェイズに肩入れしたくなるところ。だが、大谷の登場曲を歌うマイケル・ブーブレは葛藤を抱えている。米国の名物コメンテーター、スティーブン・A・スミス氏の番組「スティーブン・A・スミス・ショー」のYouTubeチャンネルで明かされた。
「おそらく野球史上最高の選手であるオオタニが、打席に立つたびに私の歌を使ってくれることに、私は嬉しく思っている。でもそこで、私はカナダ人として、どうにかしてそれと向き合わなければならない。私の愛するブルージェイズが、今や私のヒーローと対戦するんだ。葛藤しているよ」
大谷を応援するのか、愛国心を優先するのか。究極の2択を迫られると、「愛国心は優先だ。私の心はカナダにあるし、カナダ人だし、愛国者だ。国旗を掲げるし、赤と白の血が流れている」とした一方で「だが、それを見ていることに何か深い官能性があるんだ。どんな感じか分かるか? 彼が登場するのを見て、自分の曲を聴き、彼があんなことをするのを見ると、自分が歴史の小さな一部なんだと信じられない気分になる」と続けた。
ワールドシリーズは1、2戦をトロント、3~5戦はドジャースの本拠地ロサンゼルスで開催。決着がついていない場合に6、7戦は再びトロントに戻る。
ブーブレは、「みんなが思っているほど簡単な結果にはならないと思う。もっと接戦になるだろう。本当にそう思っている。きっと大変な戦いになるだろう。でも、これこそがスポーツの醍醐味で、7戦勝負の醍醐味だ」と予想していた。
(THE ANSWER編集部)
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