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WSで「守護神・大谷」の条件が判明 冗談否定の指揮官「ルールがある。少し複雑な話だが…」

米大リーグ・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、24日(日本時間25日)から始まるワールドシリーズで“守護神・大谷翔平”が実現する可能性のある条件を示した。新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」の独占インタビュー企画「おはようロバーツ」に出演。クローザーは佐々木朗希投手であるとしつつ「可能性はある。何でも起こりうる」とニヤリと笑った。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

「おはようロバーツ」に出演

 米大リーグ・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、24日(日本時間25日)から始まるワールドシリーズで“守護神・大谷翔平”が実現する可能性のある条件を示した。新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」の独占インタビュー企画「おはようロバーツ」に出演。クローザーは佐々木朗希投手であるとしつつ「可能性はある。何でも起こりうる」とニヤリと笑った。

 ブルージェイズとのワールドシリーズを控えるドジャース。ポストシーズンの守護神は佐々木が務めてきた。ここまで6試合で3セーブ、防御率1.29と結果を残している。17日に撮影されたインタビューで、ロバーツ監督は「クローザーはロウキです」と断言。先発でポストシーズン2勝を挙げている大谷について、クローザー起用もあり得るかと問われると「ノー。今はロウキがクローザーです」と話した。

 ただ「もし何らかの理由で第7戦になった場合、ショウヘイのブルペン起用もあります。7戦目までないと思うが、そうなればショウヘイをクローザーに起用する可能性はある」と、条件付きでの可能性を口にした。2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝・米国戦のような展開もありえない訳ではなさそうだ。

 DHで出場した選手がその後に投手として登板する場合、チームはDHを解除する必要がある。そのため、大谷がDHで先発した試合途中にマウンドに上がった場合、降板後に再びDHとして打席に立つことは叶わない。試合の最後まで打席に立つには最後までマウンドにいるか、別のポジションで守備に就く必要がある。

 ロバーツ監督はこうした背景を踏まえ「ルールがあります。少し複雑な話ですが、様子を見ましょう」と語った。先発ピッチャーは第1戦でブレイク・スネル、2戦目で山本由伸の登板が予定されている。試合の行方次第で「先発・山本、リリーフ・佐々木、抑え・大谷」の日本人リレーはあり得るのか問われた指揮官は「可能性はある。うん、可能性はある。なんでも起こりうる」とニヤリ。ただ、冗談かと問われると「ノー」と否定していた。

(THE ANSWER編集部)


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