ド軍補強の“成功と失敗”、佐々木朗希は「最も価値のある契約」 米メディア査定
米大リーグのドジャースは、2年連続でワールドシリーズ(WS)進出。ブルージェイズと24日(日本時間25日)から世界一をかけて戦う。米メディアは大一番を前に、今季の補強戦略を振り返った。その中で、ポスティングシステムを使用して加入した佐々木朗希投手に関して「最も価値のある契約の一つ」と評価している。

米専門メディアが補強査定
米大リーグのドジャースは、2年連続でワールドシリーズ(WS)進出。ブルージェイズと24日(日本時間25日)から世界一をかけて戦う。米メディアは大一番を前に、今季の補強戦略を振り返った。その中で、ポスティングシステムを使用して加入した佐々木朗希投手に関して「最も価値のある契約の一つ」と評価している。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」は、「ワールドシリーズ前に振り返るドジャースのオフシーズンの動き:成功と失敗は?」という見出しで記事を掲載。「ナ・リーグの優勝が決まり、ドジャースは最終目標まであと4勝と迫っていることから、アンドルー・フリードマン編成本部長はオフシーズンの補強を見事に指揮したと言って差し支えないだろう」と、今季の編成について評価している。
同メディアは「今年のMLBのFA市場における最大の獲得選手」として、2度のサイ・ヤング賞に輝き、ジャイアンツから加入したブレイク・スネル投手の名をピックアップ。スネルは開幕からわずか2試合の先発後に、肩の故障で4か月間離脱したが、復帰後は左のエースとして君臨している。
記事では「復帰後のスネルは圧倒的な投球を見せ、11試合の登板で防御率2.35という素晴らしい成績を残した。ポストシーズン(PS)でもさらに好投を続け、28奪三振、与四球はわずか5にとどまっている。21イニングで、防御率は驚異の0.86だ」と賛辞を送っている。
「最も価値のある契約の一つ」としたのは、佐々木との契約だ。ロッテから加入した佐々木は、契約時23歳だったためメジャーリーグの「25歳ルール」に該当し、ドジャース入団の際はマイナー契約となり、650万ドル(約10億1600万円=当時)と格安の契約金でサインした。
レギュラーシーズンは8度の先発登板後、5月からは肩のインピンジメント症候群で4か月以上離脱していた佐々木に関して、記事では「10月には大きな飛躍を見せた。8イニングにわたる登板で、防御率はわずか 1.13、セーブは3つ(キャリア初)、ゲームフィニッシュは5試合。さらにNLDS第4戦(フィラデルフィア・フィリーズ戦)では8回、9回、10回をパーフェクト投球で抑え、NLCS出場権を手に入れた」と、PSでの大活躍を評価ポイントにあげている。
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