MVP大谷が被せた「10文字」に監督絶賛 チーム愛の行動「誰でもおかしくなかった。だから…」
米大リーグのドジャースは、2年連続でワールドシリーズ進出。ブルージェイズと24日(日本時間25日)から世界一をかけて戦う。大谷はナ・リーグ優勝決定シリーズのMVPに輝いたが、受け取ったトロフィーに粋な言葉を被せてチームの成果であることを強調。デーブ・ロバーツ監督がこの振る舞いを称えた。

米専門メディア公式Xで公開
米大リーグのドジャースは、2年連続でワールドシリーズ進出。ブルージェイズと24日(日本時間25日)から世界一をかけて戦う。大谷はナ・リーグ優勝決定シリーズのMVPに輝いたが、受け取ったトロフィーに粋な言葉を被せてチームの成果であることを強調。デーブ・ロバーツ監督がこの振る舞いを称えた。
ブルワーズとの第4戦で打っては3本塁打、投げても7回途中無失点10奪三振の投球を披露。シリーズMVPのトロフィーを受け取った大谷は、粋な振る舞いを見せていた。
受賞から3日後、展示されたトロフィーは「MOST VALUABLE PLAYER」の文字が刻印されている部分に、「TEAM EFFORT」の10文字が入ったプレートが被せられていた。米専門メディア「ドジャー・ブルー」で編集長を務めるブレイク・ウィリアムズ氏は「トロフィーはクラブハウスの真ん中に展示されており、MVPと記された彫刻は“チームの努力”のサインで覆われている」と実際の写真もXに公開した。
大谷の謙虚な人柄が表れた行動がX上の米ファンを唸らせていたが、21日(同22日)に会見したロバーツ監督も大谷の振る舞いを称えた。「ドジャー・ブルー」公式YouTubeが会見動画を公開。「驚くことではなかったよ。ショウヘイは素晴らしいチームメートだ。あの賞はチームで勝ち取ったものだった」と語っている。
「ショウヘイは第4戦で素晴らしい試合をしたけど、第1~3戦ではスネル、ヤマモト、エドマン、そしてテオスカーも活躍したので誰がチームのMVPに選ばれてもおかしくなかった。だから、彼(大谷)がそのことを認識して、このトロフィーにしたことは、ショウヘイが素晴らしいチームメートだということを示していると思う」
仲間思いの行動をこう称えたロバーツ監督。2年連続の世界一へ向けて、チームの結束が高まる出来事だった。
(THE ANSWER編集部)
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