日本の野球は「劣っている」 米解説者が忘れられない一言、激変した状況「最高の選手は日本人」
米大リーグのドジャースは、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)でブルワーズに4連勝し、ワールドシリーズ進出を決めた。17日(日本時間18日)の第4戦では大谷翔平投手が打っては3本塁打、投げては6回0/3を2安打無失点10奪三振。空前絶後の活躍を絶賛したメジャー通算136勝の解説者は、かつて「劣っている」といわれた日本から史上最高の選手が生まれた事実に感慨深げな表情を見せた。

リーグ優勝決定シリーズ第4戦で異次元3発10K
米大リーグのドジャースは、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)でブルワーズに4連勝し、ワールドシリーズ進出を決めた。17日(日本時間18日)の第4戦では大谷翔平投手が打っては3本塁打、投げては6回0/3を2安打無失点10奪三振。空前絶後の活躍を絶賛したメジャー通算136勝の解説者は、かつて「劣っている」といわれた日本から史上最高の選手が生まれた事実に感慨深げな表情を見せた。
ブルワーズとのNLCS第4戦、先発マウンドに上がった大谷は初回先頭打者弾を含む3発に加え、6回0/3を無失点10奪三振の快投。チームを優勝に導き、シリーズMVPも獲得した。伝説的な一夜を米放送局「TBS」で解説したメジャー通算136勝右腕のロン・ダーリング氏は、40年以上前のことを思い出していた。
米ストリーミングサービス「ピーコック」の番組「ダン・パトリックショー」に出演し、「金曜夜に起こった出来事を表す言葉を探すのはとても難しかった」と大谷の活躍を振り返った同氏。「私がドラフトされる時、代理人に『もし指名されたチームが気に入らなかったら、日本に行って数年プレーするのはどうか?』と聞いたことを覚えている」と切り出した。
現在65歳の同氏は1981年のMLBドラフトでレンジャーズから1巡目(全体9位)で指名された。「私は20歳で、野球や新しい文化を学ぶには素晴らしい場所じゃないかと思ったんだ。そしたら代理人は永久に野球界から追放されるぞ、と言ってきたんだ」と回顧。「1つ彼が言ったことで覚えていて、決して忘れられないことがある」とし、こう続けた。
「向こうの野球は劣っている。こちらに来て頭角を現す投手はいつか出てくるかもしれないが、野手は私の生きている間は絶対にMLBに居場所はないだろう」
代理人の辛辣な予想から約45年。ダーリング氏は「私たちがこれまで見た中で最高の選手は日本から誕生した」と激変した状況に感慨深げだった。
(THE ANSWER編集部)
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