大相撲がロンドンにもたらした熱狂 「ファビュラスな5日間」をBBCが総括「英国民を魅了」
大相撲の34年ぶりとなる英国ロンドン公演が、ロイヤル・アルバート・ホールで5日間にわたり開催された。力士たちがロンドン市内で観光を楽しむ姿がSNSで話題となり、会場は熱狂に包まれた。英公共放送「BBC」は「5日間のスモウがいかに英国民を『魅了した』か」と題し、大会を総括した。

大相撲ロンドン公演
大相撲の34年ぶりとなる英国ロンドン公演が、ロイヤル・アルバート・ホールで5日間にわたり開催された。力士たちがロンドン市内で観光を楽しむ姿がSNSで話題となり、会場は熱狂に包まれた。英公共放送「BBC」は「5日間のスモウがいかに英国民を『魅了した』か」と題し、大会を総括した。
記事は「相撲フィーバーがケンジントンを席巻した」と報道。力士たちがフィッシュ・アンド・チップスやギネスビールを楽しんだり、ハリー・ポッターで有名なキングス・クロス駅の「9と4分の3番線」やストーンヘンジを訪れたりしたことを紹介。「力士たちはロンドンで英国の伝統をふんだんに盛り込んだ」と伝えた。
会場でのハイライトとして、ウクライナ出身の21歳、安青錦が宇良に決めた「見事なかいなひねり」や、宇良の「緩んだまわしが外れそうになり」行司が介入した場面を挙げた。また、英紙「ガーディアン」の報道を引用し、会場のプログラミング・ディレクター、マシュー・トッド氏が「体重200キロまで耐えられる新しい椅子を調達・購入する必要があった」と語ったことも伝えている。
英国相撲連盟のスティーブ・ペイトマン会長は「間違いなくこの10年で最も偉大なスポーツスペクタクル」「なんとファビュラスな5日間だったことか」と絶賛。鈴木浩駐英日本大使も力士たちが「英国民を魅了した」と述べた。最後は横綱・大の里が「ロンドンは素晴らしい。また会おう」と締めくくったと報じた。
(THE ANSWER編集部)
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