大谷に投じた1014億円、ド軍は「全額を回収」 まるで大統領…驚く米記者「どうしたら可能か」
米大リーグのドジャースは、ナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連勝し、ワールドシリーズ進出を決めた。17日(日本時間18日)の第4戦では大谷翔平投手が打っては3本塁打、投げては6回0/3を2安打無失点10奪三振と躍動。日米で選手、ファン、メディアが衝撃を受ける中、ドジャースが大谷と結んだ10年7億ドル(約1014億円=契約当時)の巨額はすでに元が取れていると米記者が主張している。

10年7億ドルの投資はすでに回収?
米大リーグのドジャースは、ナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連勝し、ワールドシリーズ進出を決めた。17日(日本時間18日)の第4戦では大谷翔平投手が打っては3本塁打、投げては6回0/3を2安打無失点10奪三振と躍動。日米で選手、ファン、メディアが衝撃を受ける中、ドジャースが大谷と結んだ10年7億ドル(約1014億円=契約当時)の巨額はすでに元が取れていると米記者が主張している。
米スポーツ局「ESPN」の元記者ジューン・リー氏はXで「ショウヘイ・オオタニの10年7億ドルの契約は巨額だが、関係者によると、ドジャースはオオタニの最初のシーズンだけで、チケット収入、日本や世界でのマーケティング契約、グッズ販売で契約の全額を回収したという」と投稿。「彼が野球界の発展に与えた影響は計り知れない」とも日本時間18日に記した。
さらに同20日、リー氏は動画も投稿。「1年で7億ドルを回収したと先日言いましたが、どうしたらこんなことが可能なのでしょうか。表面から見るよりも実際はもう少し複雑です。ドジャースは2024年に7億5千万ドルの収益を上げましたが、その額はオオタニが実際にチームの財政状況に与えている影響と比べると過小評価されていると思います」と力説している。
「(過小評価の理由の)1つは、オオタニが日本でどれほどのスターであるか、とても言い表せないことです。彼はまるで国の大統領のように報道されています。数週間前にドジャースタジアムにいたのですが、日本人記者が60人くらいいて、彼らの仕事はショウヘイ・オオタニを取材することだけなのです。彼の一挙手一投足、細かい事まですべてを」
こう驚きを口にしたリー氏は「そのことが、日本から直接ドジャースタジアムに来るファンの数に繋がっています」とも指摘。世界最大の米経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」が、大谷がドジャースと契約して以来、日本からロサンゼルスへの観光客が90%増になったと報じたことや、日本からロサンゼルスの観光客の90%がドジャースタジアムを訪れているというデータも紹介した。
(THE ANSWER編集部)
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