ロンドン大相撲で「あまりいい光景ではない」 英紙が指摘した土俵上の珍事「観客から笑いが…」
大相撲の英国ロンドン公演が現地19日までロイヤル・アルバート・ホールで行われた。17日の3日目には、力士のまわしが緩むという“危機一髪”の場面が。行司の機転で事なきを得たが、現地メディアも「あまりいい光景ではない」と反応している。

現地で大人気の宇良が危機一髪
大相撲の英国ロンドン公演が現地19日までロイヤル・アルバート・ホールで行われた。17日の3日目には、力士のまわしが緩むという“危機一髪”の場面が。行司の機転で事なきを得たが、現地メディアも「あまりいい光景ではない」と反応している。
現地で大人気を博している、大相撲きっての“業師”宇良がピンチに見舞われた。身長1メートル94センチと大柄な湘南乃海との一番。相手の上体に頭をつけ、組み合ったところでピンク色のまわしが緩み「まわし待った」で中断。行司が締めこむ場面があった。
英国の大衆紙「ザ・サン」はこの場面を「あまりいい光景ではない―ロンドンでの大相撲で、衣装トラブルで行司の介入が余儀なくされる」という見出しで報じている。
記事は「対戦の途中、行司はウラのまわしが落ちないように止める必要があった」「行司が両方のまわしを締め直す間、2人の力士はその場に凍り付いた」と状況を伝え、解説者は、行司が力士の尊厳を守るために行った行為を「以前にも見たことがある……でも、いい光景ではない」と指摘したと伝えている。
さらに「この瞬間、観客からは短い笑いと拍手が起こった」状況で「ウラは、ロイヤル・アルバート・ホールの観客全員に自分のプライベートな部位が丸見えになるかもしれないという状況にも動じなかった」と、勝った宇良の精神力を称えている。
(THE ANSWER編集部)
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