[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

大谷翔平、3発目なしでもメジャー初の衝撃データ 187キロ超連発…歴史塗り替えた伝説の一夜

米大リーグのドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦を5-1で制し、4連勝でワールドシリーズ進出を決めた。大谷翔平投手は「1番・DH兼投手」で先発出場し、打っては3本塁打、投げては6回0/3を2安打無失点10奪三振と異次元の大活躍でシリーズMVPに。記録に詳しい米記者は、仮に3本目がなかったとしても歴史に残る一夜と言えるデータを紹介した。

投打に大活躍してシリーズMVPに選ばれたドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
投打に大活躍してシリーズMVPに選ばれたドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦

 米大リーグのドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦を5-1で制し、4連勝でワールドシリーズ進出を決めた。大谷翔平投手は「1番・DH兼投手」で先発出場し、打っては3本塁打、投げては6回0/3を2安打無失点10奪三振と異次元の大活躍でシリーズMVPに。記録に詳しい米記者は、仮に3本目がなかったとしても歴史に残る一夜と言えるデータを紹介した。

 大谷は初回の登板で先頭を歩かせたものの3者連続三振を奪った。その直後の打席で左腕キンタナに対し、6球目のスラーブをフルスイング。打球速度116.5マイル(約187.5キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)という爆速弾が右中間スタンドに消えていった。デコルテポーズをしながら三塁を回り生還。2年連続のワールドシリーズ進出へ先手を奪った。

 4回2死走者なし、この日3度目の打席に立った大谷は右腕パトリックと対戦した。カウント3-1からの内角カットボールをすくい上げると、打球は右中間スタンドへ一直線。大谷もフェンスオーバーを確信し、打席でバットを放り投げた。打球速度116.9マイル(約188.1キロ)、飛距離469フィート(約142.9メートル)という豪快弾だった。

 この強烈な2発が、また史上初の記録を生んだ。MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXで大谷が「大リーグ史上、先頭打者本塁打を放った初の投手(レギュラーシーズン、ポストシーズンを通じて)」であると伝え、さらに2本目で「オオタニは、スタットキャストによる計測下(2015~)で、1試合に2本の時速116マイル(約186.6キロ)以上のホームランを放った初の選手」とも投稿している。

 これにとどまらず、7回にはこの日3本目のホームランを放った大谷。投げても10奪三振の快投と、歴史的な二刀流劇場でワールドシリーズ進出に導いた。

(THE ANSWER編集部)


CW-X

CW-X

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X CW-X
lawsonticket
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集