世界212位の奇跡― “おじさんゴルファー”のアルバトロスに絶賛の嵐「最高だ」
ゴルフの欧州ツアー、ハッサン2世トロフィー(モロッコ)は25日、初日が行われた。大仕事をやってのけたのはスティーブン・ギャラハー(英国)だ。世界ランク212位、44歳のベテランは8番ホールでアルバトロスを達成。同ツアーが動画を公開すると、ファンは続々と称賛を送っている。
欧州ツアーで44歳のギャラハーがアルバトロスを達成
ゴルフの欧州ツアー、ハッサン2世トロフィー(モロッコ)は25日、初日が行われた。大仕事をやってのけたのはスティーブン・ギャラハー(英国)だ。世界ランク212位、44歳のベテランは8番ホールでアルバトロスを達成。同ツアーが動画を公開すると、ファンは続々と称賛を送っている。
一説によると、ショートホールでのホールインワンよりも200倍難しいと言われるアルバトロス――。そんな快記録がモロッコの地で生まれた。
インスタートのギャラハーは1アンダーで迎えた8番ロングホール。フェアウェーからの第2打だ。ピンまで240ヤード、3アイアンを握ったベテランは鋭く振り下ろすと、ボールはピンへ向かって一直線に飛んだ。
手応え十分に打球の行方を追うギャラハー。グリーンの手前に着弾するとそこからキックして、グリーンオン。手前から転がっていく。カップまで5メートル、3メートル、2メートル……。まさかこのまま入るのか。そのまさかが現実となった。カップの中央から沈んだ。アルバトロスの達成だ。実況も「イエ~ス」と大興奮。ギャラハーもキャディーとハイタッチで喜びをかみしめた。