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大相撲ロンドン公演に「11人の通訳も同行」 実現への舞台裏に海外メディア注目「3か月も航海」

大相撲の英国ロンドン公演が15日(日本時間16日)、ロイヤル・アルバート・ホールで始まった。ロンドンでの開催には特有の課題があったと海外メディアが注目している。

ロイヤル・アルバート・ホールの前で記念撮影をした力士や役員ら【写真:ロイター】
ロイヤル・アルバート・ホールの前で記念撮影をした力士や役員ら【写真:ロイター】

大相撲ロンドン公演

 大相撲の英国ロンドン公演が15日(日本時間16日)、ロイヤル・アルバート・ホールで始まった。ロンドンでの開催には特有の課題があったと海外メディアが注目している。

 米放送局「CBSニュース」は「大相撲、1500年の歴史で2度目の海外公演がロンドンで開催」との見出しで記事を掲載。現代日本の国技をロンドンに持ち込むことのユニークな挑戦について報じた。

 記事では、「日本の国技である相撲は1500年にも及ぶ伝統に根差し、神道と織り交ぜられているため、その儀式と規範への順守を確実にするべく最大限の敬意と保護をもって扱われており、ロンドンに相撲をもたらすことには特有の課題が存在する」と紹介した。

 さらに、力士が競い合う土俵をコンサート会場の中心に建設するため、必要な道具を船で輸送したという。輸送用のコンテナがロンドンに到着するまで、「3か月も航海した」と伝えた。

 また、土俵作りなどを担う「大勢の呼出も日本から渡航する必要があった」と言及。さらに、彼らが英国の作業員とコミュニケーションを取るのを助けるため、「11人の通訳も同行した」としていた。公演実現までの舞台裏が脚光を浴びていた。

(THE ANSWER編集部)


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