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防御率9.64から“別人”へ…ド軍37歳が「もしかして」 打者お手上げ、脅威の1球に高まる期待

米大リーグのドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦を戦い、3-1で勝利。3連勝で、2年連続ワールドシリーズ進出に王手をかけた。この試合で貴重な働きを見せたのが、シーズン後半はリリーフ失敗も多かったブレイク・トライネン投手だ。ストライクゾーンを斜めに横切るような、打者お手上げの超変化にファンが驚きの声を上げている。

ドジャースのブレイク・トライネン【写真:ロイター】
ドジャースのブレイク・トライネン【写真:ロイター】

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦、トライネンが魔球で打者圧倒

 米大リーグのドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦を戦い、3-1で勝利。3連勝で、2年連続ワールドシリーズ進出に王手をかけた。この試合で貴重な働きを見せたのが、シーズン後半はリリーフ失敗も多かったブレイク・トライネン投手だ。ストライクゾーンを斜めに横切るような、打者お手上げの超変化にファンが驚きの声を上げている。

 ドジャースは2点を奪い勝ち越した直後の7回、ベシアが先頭のダービンに二塁打を許した後の1死二塁でトライネンをマウンドに送り出した。コリンズを二飛に打ち取り、続くチョウリオには2球続けて外角低めにスイーパーを決めて空振りを奪い2ストライク。ここで足を痛めたチョウリオが退き、打席には左打者のパーキンス。こちらも徹底的なスイーパー攻めで空振り三振を奪った(記録はチョウリオの三振)。

 右打者も左打者も、ストライクゾーンを斜めに横切っていくような落差のスイーパーにお手上げの様子。力なくバットが空を切る。米国で「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏がこのボールを「ブレイク・トライネン、エグいスイーパーだ」としてXに動画で紹介すると、米国のファンから驚きのコメントが相次いだ。

「これは球界で最もヤバい投球だ」
「もしかしたら彼が復活するかもしれない」
「本当の彼が復活して、WS優勝に導くなら、神を信じるよ」
「スイングを誘発するのに十分な時間、ゾーンに留まっている」

 37歳のトライネンは今季、レギュラーシーズン32試合に投げ2勝7敗、防御率5.40。特に9月は1勝5敗、防御率9.64という惨状だった。このまま復活と行くだろうか。

(THE ANSWER編集部)

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