大谷翔平へ“愛のムチ” 8試合ぶり長打も「いや…できてない」 指揮官の言葉に透けた期待
米大リーグ・ドジャースは本拠地でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に臨み、3-1で勝利した。3連勝を飾り、2年連続のワールドシリーズ(WS)進出へ王手をかけた。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場。初回に先頭打者三塁打を放つなど、4打数1安打、1得点で勝利に貢献したが、デーブ・ロバーツ監督はさらなる奮起を求めた。

リーグ優勝決定シリーズ第3戦
米大リーグ・ドジャースは本拠地でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に臨み、3-1で勝利した。3連勝を飾り、2年連続のワールドシリーズ(WS)進出へ王手をかけた。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場。初回に先頭打者三塁打を放つなど、4打数1安打、1得点で勝利に貢献したが、デーブ・ロバーツ監督はさらなる奮起を求めた。
ドジャースは敵地で2連勝して迎えた本拠地での第3戦。初回に大谷がいきなり右翼線三塁打を放ち、続くベッツのタイムリー二塁打で先制のホームを踏んだ。1-1の同点で迎えた6回に剛腕ミジオロウスキーを攻略し、エドマンが勝ち越しタイムリー。更に相手のミスもあって3-1とリードを広げ、3連勝。2年連続のWS進出へ王手をかけた。
このポストシーズン、打率.147という不振の中で迎えた試合だったが、この日の第3戦では8試合ぶりに長打をマーク。指揮官は先日、「ショウヘイがスランプから抜け出さないとワールドシリーズに勝つことはできない」と発言。米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeで公開された試合後会見では、改めて「その考えを修正するか?」と記者から問われた。
ロバーツ監督は「いや、彼は我々がやっていることの大きな部分を占めている。我々は非常にいい投球ができているし、非常にいい守備ができている。ショウヘイは明らかに彼が望む、あるいは我々が期待するパフォーマンスはできていない」と語り、大谷に求める高い要求は崩さなかった。
ただ、この発言も期待の裏返し。「しかし、彼がこのチームにとってどれほど大きな存在であるか知っているし、まだ先は長い。私は彼が取り組んでいる努力を評価しているし、いつだって彼に賭けるよ」と、さらなる奮起を求めていた。
(THE ANSWER編集部)
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