佐々木朗希が本家“大魔神”に並ぶ快記録 米国外の新人がPS3セーブ…主浩氏以来25年ぶり
米大リーグのドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦を戦い、3-1で勝利。このシリーズ3連勝でワールドシリーズ進出に王手をかけた。2点リードの9回には抑えとして佐々木朗希投手を投入。場内からは「ロウキ・コール」が起こるほどの熱狂で迎えられると、1回無失点でポストシーズン3つ目のセーブを挙げた。米国の記者は、これが“大魔神”と呼ばれた佐々木主浩氏(元マリナーズ)に並ぶ記録だと指摘している。

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦
米大リーグのドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦を戦い、3-1で勝利。このシリーズ3連勝でワールドシリーズ進出に王手をかけた。2点リードの9回には抑えとして佐々木朗希投手を投入。場内からは「ロウキ・コール」が起こるほどの熱狂で迎えられると、1回無失点でポストシーズン3つ目のセーブを挙げた。米国の記者は、これが“大魔神”と呼ばれた佐々木主浩氏(元マリナーズ)に並ぶ記録だと指摘している。
全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は試合直後、自身のXに「ロウキ・ササキは、カズヒロ・ササキに並び、単一ポストシーズンで3セーブ以上を記録した米国外出身の新人として唯一の存在となった」とつづった。大リーグで、2000年にマリナーズで投げた佐々木主浩氏だけが持つ記録に並んだというのだ。
この試合ドジャースは初回、大谷の先頭打者三塁打をきっかけに先制。その後1-1の同点とされたものの、6回にエドマンの適時打と敵失で2点を挙げ勝ち越した。投手は先発のグラスノーからベシア、トライネン、バンダとリレーし、9回は5番手で佐々木がマウンドに立った。
佐々木は先頭のボーンを遊ゴロ、続くフリリックを内角高めの直球で詰まらせ遊飛、ダービンからはスプリットで空振り三振を奪い、1回を3人で危なげなく終わらせた。試合終了すると左胸を“ドン”と何度も叩き、気合十分の表情。この日の最速はボーンの3球目に投じた時速99.8マイル(約160.6キロ)だった
佐々木は今季、右肩の負傷からシーズン終盤に復帰するとリリーフに転身。フィリーズとの地区シリーズでは3試合に登板し2セーブと大車輪の活躍を見せている。大魔神に並び、どこまで数字を伸ばしていくのか。
(THE ANSWER編集部)
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