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連敗ブルワーズ地元紙が落胆「不可解だった」「深刻な苦境」 ブルペンに頼らない山本由伸に脱帽

米大リーグ、ブルワーズは14日(日本時間15日)に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦でドジャースに1-5で敗れ、本拠地で痛い連敗を喫した。打線は山本由伸投手に完全に封じ込められ、地元紙が落胆している。

ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】
ドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

山本由伸が圧巻の投球、ブルワーズ打線は沈黙

 米大リーグ、ブルワーズは14日(日本時間15日)に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦でドジャースに1-5で敗れ、本拠地で痛い連敗を喫した。打線は山本由伸投手に完全に封じ込められ、地元紙が落胆している。

 米ウィスコンシン州地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」は、「ヨシノブ・ヤマモトが第2戦でミルウォーキーを圧倒」との見出しで試合を報じた。

 山本は初回に先頭打者本塁打を浴びたものの、その後は圧巻の投球を披露。同紙は「ブルワーズは深刻な苦境に立たされている」と書き出した。初回以降はたった2安打。得点圏に走者を進めることができず「一度も彼から得点を奪う脅威を見せることはなかった」とした。

 山本のスプリット、カーブなど5種類の球種は「確かに傑出している」と同紙は評価。しかし、レギュラーシーズンでは初回に5点を奪いKOしていたこともあり、「不可解だったのは、彼がミルウォーキー打線をいとも簡単にねじ伏せたことであり、5回先頭のバウアーズが投げさせた7球(結果は右飛)が最初の6イニングで最多で、ヤマモトの球数は非常に管理しやすい76球にとどまった」と前回対戦からの変化に言及。さらに「(ドジャースの)疑問の残るブルペンに頼る理由を与えなかった」とブルワーズ打線の早打ちを指摘しつつ、脱帽した。

 本拠地で手痛い連敗を喫したブルワーズは、0勝2敗の状況で敵地ロサンゼルスでの第3戦に臨む。

(THE ANSWER編集部)


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