石川祐希ら同学年との秘話も…バレー大宅真樹がファンイベント開催 “推し活”も自ら体験
バレーボール男子日本代表でSVリーグ・日本製鉄堺ブレイザーズ所属の大宅真樹が、ファンイベント『OYA MASAKI THANKS DAY~大宅真樹 ファン感謝祭~』を開催。13日に東京都内の会場で2回行われ、約160名のファンとの交流を楽しんだ。

都内の会場で約160名のファンと交流
バレーボール男子日本代表でSVリーグ・日本製鉄堺ブレイザーズ所属の大宅真樹が、ファンイベント『OYA MASAKI THANKS DAY~大宅真樹 ファン感謝祭~』を開催。13日に東京都内の会場で2回行われ、約160名のファンとの交流を楽しんだ。
日本代表の振り返りトークでは、代表秘話や裏話が飛び出した。セッターとして石川祐希から「世界選手権前に初めてゲームメイクについて『自分を軸に組み立ててくれ』と要求されてうれしかった」と明かし、「(石川)祐希や(小野寺)太志とはしっかり意見を言い合うこともありますけど、落ち込んだ時には励ましてもらって救われました」と同学年の代表選手に助けられたエピソードなどを披露し、率直な想いを語った。
30歳とベテランの域に入ったからこそ責任の大きさを痛感し、最善のパフォーマンスのために「年齢を重ねて、体のケアを念入りにしている」という。「世界選手権では(予選ラウンド敗退で)すごく不甲斐ない結果だったので、ブレイザーズではうれしい結果で終わりたい」とさらなる成長を誓った。
また、SNSで未発表の日本代表の秘蔵写真を公開。この会場だけで見られる貴重なオフショットに歓声があがった。また、ファン心理を知るために、日本代表のカードが封入されている『JAPAN NATIONAL VOLLEYBALL TEAM ツインウエハース 2025』を10枚開けて“推し活”を体験。自身のカードやレアカードを引き当てると会場は大きく盛り上がった。
ファンからの質問タイムでは、一人ひとり丁寧に回答。サイン入りのボールやポスターをかけてのじゃんけんタイムなどもあり、ファンたちとの掛け合いも多く充実した内容となった。誠実な人柄と、コート上では見られないような素顔を見せて交流を楽しんだ。
これまで、自身のメンバーシップ限定のファンイベントは行ってきたが、オープン形式でのイベントは今回が初開催。「幅広い方々に自分やバレーについて知ってもらえる良い機会になればうれしいですね。トークは苦手ですけど、皆さんに助けてもらいました」と、笑顔でイベントを振り返った。

昨季まで7年間サントリーサンバーズ大阪でプレーし、長年チームを牽引して数々の優勝を経験してきた。今季からは、日本製鉄堺ブレイザーズに移籍。目前に迫ったSVリーグ開幕を控えて、新チームへの想いは並々ならぬものがある。
「昨シーズンは(サントリーで)優勝を経験しましたが、今はまったく新しいチームで優勝を目指しています。勝ちを重ねるために、どんどんトライをし続けたい。ただ環境が変わっただけにはしたくないですから。ブレイザーズや自分自身に必要なことを考えながらやって、すべてがプラスになるような時間を過ごしたい。それでまた、皆さんと喜べたらいいですね」
新天地で“優勝請負人”としての活躍を見せたいところだ。
(砂坂 美紀 / Miki Sunasaka)
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