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山本由伸の完投勝利でドジャースに驚きの記録!「2010年以来、初である」 左右のエースで達成

米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発登板。9回1失点で完投し、チームを5-1の勝利に導いた。ポストシーズン(PS)の完投勝利は、球団21年ぶりの快挙。チームとしてもある記録も生まれた。

ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発登板したドジャースの山本由伸【写真:ロイター】
ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発登板したドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

リーグ優勝決定シリーズ第2戦

 米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発登板。9回1失点で完投し、チームを5-1の勝利に導いた。ポストシーズン(PS)の完投勝利は、球団21年ぶりの快挙。チームとしてもある記録も生まれた。

 エースの投球だった。初回に先頭打者弾を浴びるもその後は圧巻だった。抜群の制球力とスプリットを軸に凡打の山。9回111球で被安打はわずか3。7奪三振1失点でチーム21年ぶりとなるPS完投勝利を飾った。

 このピッチングで、チームとしてある記録が生まれた。MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXに「ドジャースは、連続の先発登板で8回以上を投げたチームとして、2016年ジャイアンツ(バムガーナーがNLワイルドカードゲーム、クエートがNLDS第1戦)以来、初のチームとなった」と紹介。さらに「同じシリーズ内で先発が連続8回以上投げたのは、2010年ワールドシリーズのジャイアンツ(第4・5戦でバムガーナーとリンスカム)以来、初である」と記した。前日の試合ではスネルが8回無失点。リリーフ陣に不安を残すチーム事情で、左右のエースが長いイニングを投げ切る価値ある勝利となった。

 ドジャースは敵地で2連勝。16日(同17日)から舞台をロサンゼルスに移して戦う。

(THE ANSWER編集部)


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