相撲ロンドン公演で異例の注意喚起「ソルトが飛ぶ場合も」 観戦マナーに英紙も注目
現地時間15日から英国ロンドンで大相撲が開催されるのを前に、主催者側が観客に対し異例の注意喚起を行っている。会場となるロイヤル・アルバート・ホールの公式サイトに記載され、現地メディアも注目している。

大相撲ロンドン公演
現地時間15日から英国ロンドンで大相撲が開催されるのを前に、主催者側が観客に対し異例の注意喚起を行っている。会場となるロイヤル・アルバート・ホールの公式サイトに記載され、現地メディアも注目している。
英大衆紙「ザ・サン」は「相撲ファンは、最前列の数席に座ると『押しつぶされる』可能性があると警告された」との見出しで記事を掲載した。会場となるロイヤル・アルバート・ホールのウェブサイトには、観客が「完全に自己責任」で最高の席を利用することを承諾するよう警告が記載されている。
公式サイトの注意事項では「伝統的なスタイルで、土俵と席の間に仕切りはありません。競技の一部として、力士が土俵からリングサイドエリアに転落したり、投げ飛ばされたりする可能性があります」と説明されている。続けて「そのため、リングサイドのクッション席(溜席)は、移動に問題のある方には適さない場合があり、お客様はこれらの席の使用が完全に自己責任であることを受け入れるものとします」と記されている。
さらに、観客への注意として「リングサイドへの飲食物の持ち込みは許可されません。土俵からサンド(砂)やソルト(塩)が時折飛ぶことがありますのでご注意ください」とも付け加えられている。
記事では、こうした警告がファンを怖がらせるどころか、むしろスリルを求める観客のチケット購入を促すかもしれないと指摘している。
(THE ANSWER編集部)
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