ドジャース戦で米から批判続出したワンプレー「つらい」 ブ軍指揮官はかばう「わざとは難しい」
米大リーグ、ブルワーズは13日(日本時間14日)、本拠でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)初戦を1-2で落とした。1-2の9回2死満塁であわや死球というボールを避けてしまった打者を、指揮官は擁護した。

ドジャースを9回に追い詰めるも届かず
米大リーグ、ブルワーズは13日(日本時間14日)、本拠でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)初戦を1-2で落とした。1-2の9回2死満塁であわや死球というボールを避けてしまった打者を、指揮官は擁護した。
ブルワーズ打線はドジャース先発スネルの前に沈黙し、8回までわずか1安打。ようやくチャンスをつかんだのは9回だった。
代わった佐々木を攻めたて、1死二、三塁からチョリオの中犠飛で1点差に迫る。佐々木の後を託されたトライネンも2死満塁と追い詰め、テュラングが打席に入った。
4球目の変化球は内角へ。死球になりそうなボールだったが、打者の本能か、テュラングはボールを避けた。押し出し死球となっていれば同点、なお満塁とサヨナラのチャンスだった。最後は高めに大きく外れたボール球を空振り三振して勝負は決した。
同点を逃したプレーにはブルワーズファンも様々な反応。反射的な死球回避を理解する声もあったが、「彼がやるべきことは、ただ棒立ちで動かないことだった」「死球を避けるためにここまで必死な奴は見たことがないぞ」「見るのがつらいな」「賢い選手ではないね」などと批判も相次いでいた。
米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeチャンネルは、マーフィー監督の試合後会見の動画を公開した。
“死球問題”について、指揮官は「簡単なことじゃない。これは自然な反応なんだ。もし誰かが振り返ってジェスチャー(殴るふり)をしたら驚くだろう。ボールが向かってくる時も同じさ」とした上で、「起こってしまったことだ。彼はここから学ぶだろう。だが、たとえ自分で(当たるように)動こうとしても、わざと死球を受けるのは難しいことだ」と責めることはなかった。
(THE ANSWER編集部)
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