NLCS開幕前日、ブルワーズ監督が朗希について熱弁

　米大リーグのドジャースは13日（日本時間14日）から、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）を戦う。前日会見でブルワーズのパット・マーフィー監督が佐々木朗希投手へ向けた発言に、日本のファンから「どの口が言うてんねん」「そっちの32番も…」と、ツッコミが殺到している。

　米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeチャンネルがマーフィー監督の会見映像を公開。ポストシーズンに入ってから4試合で無失点と、リリーフとして覚醒した佐々木について「100マイル（約161キロ）とスプリットを投げる男がいるだろ。あれはフェアじゃないよ。何とかこじつけて彼を出場停止にできないものかね。何かないか」と先制口撃を仕掛け、報道陣を笑わせた。佐々木はフィリーズとの地区シリーズでは第1、2戦で連続セーブ、第4戦では3回を無失点に抑えて延長勝ちを呼び込んだ。

　ただ、ブルワーズにも最速102マイル（約164キロ）を誇るジェイコブ・ミジオロウスキー投手がいる。こちらもカブスとの地区シリーズでは2試合7イニングを投げ防御率1.29。日本のファンからはX上にツッコミのコメントが並んだ。

「ブルワーズにもだいぶヤバいと思える化け物投手がいます」
「そっちの32番もスピード違反で出場停止にしてくれ」
「それはこっちのセリフやねん」
「お互い様だろｗ」
「ミジオロウスキー抱えといてどの口が言うてんねんてw」

　マーフィー監督の話術に「この監督いちばん手強いよな」「こういうジョークを交えつつ対戦相手を称えられるのはメジャーの良いところよね」という声もあった。