露呈した大谷翔平の“弱点” 対戦相手の特徴で顕著に現れたデータ、指揮官は「打席の質」求める
POで対戦した左腕7人中5人が苦手とする低アングル投手
米専門局「MLBネットワーク」がフィリーズとの第4戦前に示したデータを記事は紹介。ボールをリリースする時の腕の角度が38度より低い左腕と対戦した場合、大谷はPOを含む今季、打率.221、長打率.308に留まっているという。これはアームアングルが38度以上の左腕の場合(打率.317、長打率.739)と比べて著しく低い。
POで対戦した左腕7人のうち、5人がこのアームアングルが低い投手にあたる。打数でいえば16打数中14打数がこの苦手とするタイプの左腕だった。大谷の“弱点”とも言えるデータ。ロバーツ監督もこれらの左腕と当たり続けることがスランプの一因であると認めつつ、大谷の「意思決定が良くない」とスイング判断の改善を求めた。
「どのチームと対戦することになろうと、間違いなく相手はショウヘイに出来る限り左腕を当ててくる。しかし、彼がいかにストライクゾーン外の球に積極的で、ゾーン内の球に受動的だったか、少し自己内省してくれることを願っている。打席での質をもっと良くしないといけない」
レギュラーシーズンでは本塁打、打点、得点、出塁率、長打率、OPSなどほとんどの打撃部門でチームトップの成績を残した大谷。悲願のワールドシリーズ連覇のためには、主砲の復調が欠かせない。
(THE ANSWER編集部)
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